お中元・お歳暮に胡蝶蘭がおすすめの理由

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胡蝶蘭は、レストランの開店や、社屋の新築などの新しいスタートを祝う場や、あるいは講演会など、公の場でのお祝いの花としてよく見かけます。花言葉は「幸福が飛んでくる」。学名の「Phalaenopsis aphrodite」は、ギリシア神話の美の女神アフロディーテに由来していて、蝶が並んで舞っているような形に華やかさと気品があり、ビジネスの場では重宝させています。

ビジネスシーンを離れると、さほど縁のないように思える胡蝶蘭ですが、お花屋さんの店先に並んでいると、やはり目を引く存在です。

実は、胡蝶蘭は、お歳暮の品としても人気があるのです。

胡蝶蘭は、一鉢飾るだけでその場がぱーっと華やかになり、新年を迎える季節にふさわしい花です。そして、比較的丈夫な植物なので、難しい知識がなくても簡単に世話ができることも大きなポイントになっています。

胡蝶蘭は一度花が咲くと1月~2月ほど持つので、最低限の世話をするだけで、安定して楽しむことができます。幾つもの花が連なっているので、全て咲きそろえばそれは見事ですが、幾つか咲いている状態でも十分華やかで、長い間楽しめます。

東南アジアに分布する胡蝶蘭は、もともと湿度が高い地域の植物なので、土から水を吸い上げるというよりは、葉や根から空気中の水分を吸収して生育します。根は胡蝶蘭を土に固定する役割の方が強く、また、ミズゴケに包まれていて乾きにくいため、こまめに水やりをすると却って根が腐ってしまうこともあります。

寒さには弱いので、冬の間は室内で楽しむのが基本です。直射日光に当てると、葉っぱが乾いて枯れやすくなるので、レースのカーテン越しで日に当てる、気温が下がる夜は窓辺から遠ざける、様子を見て霧吹きで水を与える、など、豪華な花なのに、驚くほど手間がかからないのです。

また、華やかな見かけとは違って、胡蝶蘭には匂いがほとんどありません。飲食店のオープン祝いで重宝されるのは、匂いがないからでもあるのです。贈り先のご家族の中には花の匂いが苦手という方もおられるかもしれませんが、胡蝶蘭なら安心して送ることができます。

白い花というイメージの強い胡蝶蘭ですが、ピンクや紫色のものもあります。カラーが変わると、いっそう華やかで明るい雰囲気になります。クリスマスに合わせて贈るなら、ピンクや紫のものもおススメです。

最近は、小ぶりの鉢もあり、お手頃な価格の胡蝶蘭も増えているので、選択肢の幅も広くなっています。

食品や日用品を贈る人が多い中、胡蝶蘭を贈って印象付けるというのも効果的なお歳暮といえそうです。
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