胡蝶蘭の根腐れを復活させる方法

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その優雅な姿から贈答用として人気のある胡蝶蘭は、見かけの割には丈夫な花で、手入れにもさほど手間はかからずに長く楽しめる花です。
とはいえ、大切にしていた胡蝶蘭がいつのまにか元気がなくなっている、という経験をした人も少なくないと思います。

胡蝶蘭の根腐れ


胡蝶蘭を枯らしてしまう最もよくある原因が「根腐れ」です。根が傷んで腐ってしまう状態のことで、主に、水のやり過ぎによって起こります。根腐れを起こすと、水分や栄養を吸い上げることができなくなるため、株が弱ってしまい、最悪の場合、胡蝶蘭は枯れて死んでしまいます。

胡蝶蘭の根腐れはゆっくりと進行していくので、早い段階で気が付けば、十分対処することができます。

まず、根腐れの症状は、最初は「葉」に現れます。葉にツヤがなくなり、シワが出てきたら根腐れを疑ってもいいでしょう。
葉にシワがあった場合は、茎にもシワが出ていないかチェックします。
葉や茎のシワの他、根腐れの症状としては、花が咲かない、咲いた花が早く枯れる、植え込み材がカビ臭い、表面に白いカビが発生している、などが挙げられます。

複数当てはまる場合は、根腐れを起こしている可能性が高いです。

胡蝶蘭が根腐れを起こしていると判断できたら、植え替えをすることで元気な状態に戻すことができます。できるだけ早い時期に見つけて、傷んだ根を取り除き、新しい鉢に植え替えるようにします。

植え替えに必要なものは、ハサミ、鉢、水苔(新しい植え込み材)、の3点です。

鉢は通気性のよい素焼きのものを選びます。植え替え後の病気の感染を防ぐために、ハサミは刃先を火であぶって消毒し、手も綺麗に洗ってから取りかかります。

まず、胡蝶蘭の株を、根を傷つけないように注意しながら鉢から取り出します。根のまわりの古い植え込み材を取り除いて、根の状態を確認し、腐った根はハサミで切り落とします。

健康な根だけを残し、その根に水苔を巻き付け、素焼の鉢に移します。腐った根を全部取り除くと、ほんの少ししか根が残らない場合もありますが、生命力が強ければ復活してくれます。

植え替え後

植え替え後、復活した胡蝶蘭が再び根腐れを起こさないように、水やりには十分気を配る必要があります。

植え替え後の2週間ほどは、水をやりすぎないように注意し、葉の表面に霧吹きで吹き付ける程度にします。

胡蝶蘭が新しい鉢の環境に慣れ、復活の様子が見えるようになっても、水はやりすぎないようにして、再び根腐れを起こさないように気を付ける必要があります。水を与えるタイミングは、植え込み材の水苔が乾いてから3日後程度でOKです。受け皿にたまった水は毎回必ず捨てるようにします。また、胡蝶蘭は栄養の少ない環境でも十分育つ花です。肥料を与えることで根腐れを起こしやすくなるので、肥料は不要と考えましょう。

胡蝶蘭の育て方はこちら
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