胡蝶蘭の選び方とは？元気な胡蝶蘭を購入するためのポイントを紹介します
胡蝶蘭は、日本人に昔から愛され、就任、昇進祝いや移転、開業祝い、当選祝いや母の日、弔事など、様々な場面で使われています。胡蝶蘭は花の大きさ（大輪・ミディ）や花の輪数、茎が何本たっているか品種や色はどうするかなど種類がとても多いため、どんな胡蝶蘭を選んだらよいか悩んでしまいますね。 今回はそんな時に胡蝶蘭を選ぶポイントを場面に合わせて紹介します。ぜひ参考にしてください。
胡蝶蘭を直接店舗で購入する場合のポイント
直接店舗で良い胡蝶蘭を選ぶためには葉っぱに注目しましょう。元気な胡蝶蘭の葉はみずみずしく、ぷっくりとした見た目をしています。深い緑色でとても艶のある綺麗な葉っぱをしています。 良い胡蝶蘭の葉っぱは上向きで光を多く浴びて、見た目のバランスがよく胡蝶蘭を見ているとこちらも元気がもらえます。
通販で胡蝶蘭を購入する場合のポイント
通販で胡蝶蘭を購入するときには直接花を見ることができないためどんな胡蝶蘭が届くのか気になるところですね。 胡蝶蘭専門店の通販ショップでは、生産者の手により胡蝶蘭に適した環境で栽培・生育され、ギリギリまで大切に管理された後、その場から発送されることが多いので、リーズナブルで且つ高品質な胡蝶蘭を全国どこにいても買うことができます。 通販ショップで胡蝶蘭を選ぶ場合は、胡蝶蘭の品質よりも大きさに注意しましょう。「イメージしていたものと違い小さかった」「大きすぎて飾る場所に困った」という声も多いです。通販サイトには、サイズが表記されていますので、きちんと確認して選ぶようにしてください。 実物を見れない分、少し不安になりますが、電話やメールで相談すると最適な胡蝶蘭を提案してくれます。また、立札やメッセージカードの用意にも対応してもらえます。 ショップによっては届けるお花の写真を送ってもらえるサービスを提供している場合があるので、安心ですね。
贈る場面によって変わる胡蝶蘭の選び方
胡蝶蘭はお祝いのフラワーギフトとして人気が高く、重宝されています。贈る場面によっては、胡蝶蘭が負担になってしまうこともあるので気をつけましょう。 一般的な贈り物としての胡蝶蘭の選び方について紹介します。
一般的に喜ばれる胡蝶蘭は3本立ち
胡蝶蘭を贈る場合、個人への贈り物であったり、取引先へ贈るビジネス用であったりと用途は様々ですが、どのような場面でも3本立ちが喜ばれます。3本立ちの相場は2万円～3万円前後です。予算を更に上げて豪華にしたい場合は、5本立ちや７本立ちを選ぶと良いですが、迷った場合は3本立ちがおすすめです。
3本立ちは全体的なバランスがよく、華やかさもあります。胡蝶蘭は、定番の白に加えピンクや赤リップ等様々な色がありますが、どんな色を贈って良いかわからない場合は、白の胡蝶蘭を選びましょう。白はどのようなシーンでも使えるカラーで、結婚式や開店祝いはもちろん弔事の場面で贈っても安心です。お祝いの場面では、贈る相手の好きな色がわかる場合は、好きな色を贈ると良いでしょう。
ラッピングの色で華やかさをプラスするのもおすすめです。 お供え花として胡蝶蘭を選ぶときには注意が必要です。胡蝶蘭のお供え花としてのマナーを紹介しますね。
弔事で胡蝶蘭を贈る場合
弔事で胡蝶蘭を贈る場合は、四十九日までは色付きの胡蝶蘭を贈ってはいけません。四十九日までは、「白上がり」といって白を基調としたお花を供えるのがマナーです。 四十九日を過ぎた後に送る場合は、遺族に元気を出してほしいという気持ちを込めて色付きの胡蝶蘭を贈ることができます。 白色の胡蝶蘭はこちら結婚祝いやお店の開業祝いとして胡蝶蘭を贈る場合
お祝いごとで胡蝶蘭を贈る場合は、胡蝶蘭の設置できるスペースがあるかどうかを確認してから胡蝶蘭を決めましょう。 価格から胡蝶蘭を決めてしまうと大きすぎて周りのインテリアと合わなかったり、置くスペースがないことで相手を困らせてしまうこともあります。 また、送るタイミングにも気を付けましょう。結婚式の場合は、遅れてしまうと大変なので前日までには届くように手配しましょう。開業祝いの場合は、あまり早く届けても受け取って貰えない場合があるので、開店当日に届ける方がいい場合があります。事前に確認することをおすすめします。
胡蝶蘭を贈らないほうが良い場合
もし胡蝶蘭を贈る相手が、小規模なお店の開業だったり病院だったりした場合には、胡蝶蘭を贈り物として扱わないほうが良いかもしれません。 小規模なお店の場合は、胡蝶蘭を置くことでスペースが限られてしまいかえって負担になってしまうことがあります。病院の開院祝いには、衛生面の関係から生花をお断りしている場合があります。 開業した人との間柄にもよりますが、マナー違反となる場合もあるので気を付けたほうが良いでしょう。 贈り物として優秀な胡蝶蘭ですが、上記のような場合は別の違う贈り物を考えましょう。まとめ
胡蝶蘭の選び方と購入する際の注意点等について解説いたしましたが、いかがでしたでしょうか。 胡蝶蘭は贈り物として、お祝いやお悔やみなどさまざまな場面で使われます。胡蝶蘭が贈り物として選ばれることが多いのは、「幸せが飛んでくる」という花言葉と蝶のような花の形からこれからの明るい未来を想像できるので気持ちがとても癒されるためです。 どんなものを選んだらよいか悩むときは、3本立ちの白い胡蝶蘭がおすすめです。3本立ちは、胡蝶蘭の中で最もバランスがよい数です。 開店祝いとして胡蝶蘭を贈る際には、注意が必要です。お店の大きさが小規模の場合は、相手にとって負担になってしまうので気をつけましょう。病院の開業祝いにも、衛生的な意味から生花を断っているので他の贈り物を考えたほうが良いかもしれませんね。 胡蝶蘭は正式なお祝いの品であることが多いので、以上の注意点を踏まえ、相手に失礼の無いように選ぶことが重要です。
相手のことを思いながら選ぶ胡蝶蘭は、明るい未来を願うあなたの気持ちを届けてくれるでしょう。