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葬儀で用いられる胡蝶蘭について、お供え方法やマナー、おすすめの胡蝶蘭

胡蝶蘭葬儀

胡蝶蘭が葬儀にのお供えに選ばれる理由とは

ご霊前

葬儀のお供えの花の特徴

葬儀のお供え花
葬儀から四十九日までのお供えの花は、白一色であることがマナーとされます。また白色でもバラのようなトゲがある花はタブーとされます。

四十九日を過ぎるとほかの色の花も可能ですが、あくまで白をメインにしましょう。華美になりすぎるとふさわしくありません。白い花の代表的なものは、百合、菊、ランなどが挙げられますが、胡蝶蘭も白い色の花があるので、葬儀にふさわしいです。

白い胡蝶蘭はこちら

花言葉からもわかる胡蝶蘭が葬儀にふさわしい理由

葬儀に胡蝶蘭
胡蝶蘭は、名前に蝶がついているとおり花びらが蝶の形をしており、蝶が舞っていると表現されることがあります。また清楚で高貴な雰囲気を持っているため、花言葉を見ると「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」というのがあり、人生の節目のお祝いなどで胡蝶蘭が用いられます。

ではなぜ、お祝いの印象の強い胡蝶蘭が葬儀で利用されるのでしょうか?それは花言葉の「純粋な愛」というキーワードから大切な人の死により、悲しみに暮れる人々に対し、胡蝶蘭が凛とした上品な姿で優しく癒してくれるという意味合いから葬儀の花としてふさわしいのです。

まだある胡蝶蘭が選ばれる意外な理由

花言葉以外にも胡蝶蘭を選ぶ理由がいくつかあります。まず最初の理由は「花が丈夫」なこと。胡蝶蘭は、簡単な世話をするだけでも1〜3か月持つといわれています。供えられた胡蝶蘭は受け取った遺族の方が手間がかかりません。また凛とした美しさを持つ胡蝶蘭を見ていると癒される効果があります。

また、胡蝶蘭は花の中でも香りが少ないのが特徴です。花粉も少ないことから、贈り物として重宝されている胡蝶蘭は、葬儀の場面でも有効に役立ちます。

胡蝶蘭を葬儀に贈る際のマナーとやってはいけないこと

胡蝶蘭を贈るタイミングとは

胡蝶蘭を送るタイミングは、故人の死後のタイミングによって変わります。通夜や葬儀の場合は、供花と呼ばれ、故人や遺族と特に親しい立場の方や葬儀に参列できない方が、供花を贈ります。このタイミングで胡蝶蘭を贈る場合は大輪系の胡蝶蘭が目を引くことから人気です。

葬儀の後、四十九日までは「後飾り」飛ばれるタイミングで、1か月以上に渡って飾られます。そのため丈夫で日持ちがする胡蝶蘭が選ばれます。その際には、開花時期の長い胡蝶蘭を選んでお供えするのがベターです。葬儀の供花と違い、比較的小さいサイズの花が贈られます。

四十九日を過ぎて一周忌などでも基本は白色の花を贈りますが、故人の好んでいた色などの花を選ぶこともできます。

胡蝶蘭を送る際に最適なラッピング

葬儀用の胡蝶蘭のラッピングにも注意が必要です。ラッピングの色は控えめの包装紙で、リボンはひとつだけにすることがマナーです。

この場合、どういう色でリボンをどうするか解らないときは、花屋さんで葬儀用の胡蝶蘭ということで相談すれば適切に対応してくれます。

胡蝶蘭と立札について

葬儀の供花には一般的に立札(札名)と呼ばれる、花の贈り主の名前を書くのが一般的です。立札にもルールがあるので注意しましょう。立札は贈り主の立場によっても変わります。親族の場合は「親戚一同」あるいは「○○家一同」、友人の場合は「友人一同」と表記します。

会社の場合は社名と代表者の役職と氏名を添えます。部課ごとに贈る場合は部署名まで記入し、場合によっては有志一同をつけます。

そのほか連名で記載する場合は地位が高い人は右、対等なら五十音順で記載します。また外国人の場合はアルファベットをカタカナに書き直しましょう。

胡蝶蘭を贈ってはいけないとき

葬儀の状況によって、花を贈ってはいけない場合があります。訃報が届いた際に「供物・供花辞退」と書かれていると、贈ってはいけません。またお届けの時間にも注意が必要です。もし早く贈りすぎると、遺族から亡くなる前から準備されたと思われてしまい、大変失礼に当たります。

葬儀にふさわしい胡蝶蘭とは

胡蝶蘭の「本立ち」とは?

胡蝶蘭には「〇本立ち」という表記を用います。これは花がついた茎の本数を表しています。贈答用の胡蝶蘭は一般的にひとつの株からひとつの茎を残して花を咲かせるので、株数と立ち数が一致します。3本立ちなら3つの株の胡蝶蘭と考えておくとよいでしょう。

意外にも造花の胡蝶蘭を贈る場合がある

葬儀の花は生花が一般的のように思いますが、意外にも造花を使う場合があります。造花の場合のメリットとして、生花のように花の状態を気にする必要がありません。主に通夜・告別式で葬儀会場の入口や外に飾られることが多い花輪では、造花を使うことが多いです。 ただし、キリスト教形式での葬儀では生花しか使いませんので、造花を検討する場合は注意しましょう。

宗派の違いによる違い

宗教・宗派の違いによりお供えの花に違いがあります。神式の場合は「お供え」「御供物」と書きます。キリスト教形式の場合は、贈り主の名前を付けません。ご自宅宛てに花を贈るようにするのも大きな違いです。

葬儀におすすめの胡蝶蘭

大輪5本立ち白

葬儀の供花として大輪の白、5本立ちはオーソドックスなタイプです。

大輪3本立ち白

故人との関係により、5本立ちでは目立ちすぎる場合は、3本立ちと控えめにすると良いでしょう。

アマビリス3本立ち

アマビリスとは胡蝶蘭の原種で、大輪と比べるとやや小ぶりですが、胡蝶蘭の中でも特に丈夫な品種なので、葬儀から四十九日までの間のお供えの花としておすすめです。

胡蝶蘭中大輪 赤リップ サクラヒメ

通夜や葬儀には少し華美になるかもしれませんが、四十九日を過ぎてからの場合は、白でありながら花の中が赤く染まった赤リップサクラヒメもおすすめです。

胡蝶蘭中大輪 ゴールデンエイジ

赤リップサクラヒメ同様に四十九日をすぎてからのお供えに、おすすめです。白い花ですが花の中が黄色くなっています。

葬儀におすすめの白色の胡蝶蘭一覧

葬儀で用いられる胡蝶蘭のまとめ

葬儀で使用する胡蝶蘭について注意点をまとめてみました。一般的に菊や百合、ラン、カーネーションをお供え用の花として送る場合が多いですが、胡蝶蘭もお供えの花としてたいへん適しています。 あまり好ましいことではありませんが、将来的にお花をお供えする必要が生じた場合に、ぜひ胡蝶蘭を検討してみましょう。