胡蝶蘭の植え替え方法|時期・手順・水苔の使い方を写真付きで解説【初心者向け】
胡蝶蘭の植え替え|失敗しない手順と時期を写真付きで解説
胡蝶蘭の植え替えは、花を長く楽しむために欠かせない作業です。最適な時期は4月〜6月、頻度は2〜3年に1回が目安。このページでは、植え替えの手順を7ステップで写真付きで解説します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最適な時期 | 4月〜6月(花が終わった後) |
| 頻度 | 2〜3年に1回 |
| 必要なもの | 水苔(またはバーク)、素焼き鉢、消毒済み剪定ハサミ |
| 植え替え後の水やり | 7〜10日間は控える |
| 植え替え後の肥料 | 新しい根が伸びるまで不要 |
動画で確認したい方はこちらをご覧ください。
胡蝶蘭の植え替え時期と頻度
植え替えのベストな時期は4~6月、花が咲き終わった後です。7~9月の生育期までに新しい環境に慣れさせることが大切で、生育期以降の植え替えは根が張らず枯れる原因になります。
頻度は2~3年に1回が目安です。以下のサインが出たら早めに植え替えましょう。
・3年以上植え替えをしていない
・植え込み資材にカビや劣化がある
・株が鉢に対して大きくなりすぎている
・根腐れや病気の症状がある(葉のシワ、花が咲かないなど)
根腐れや病気の場合は4~6月を待たずに早急に植え替えてください。
植え替えに必要な4つの道具
1)花が咲き終わった株
健康状態を確認し、花後のタイミングで植え替えます。花後の管理については「胡蝶蘭の花が終わったら?」もご参照ください。
2)水苔またはバーク
元の植え込み資材と同じものを使うのが基本です。水苔は素焼き鉢と、バークはプラスチック鉢との相性が良く、初心者には水苔+素焼き鉢がおすすめです。水苔は使用前にぬるま湯で一晩戻し、固く絞らず水がしたたる程度で使います。
3)消毒した剪定ハサミ
ライターで炙るか熱湯で消毒します。消毒せずに使うとウィルスや病気が感染する原因になります。
4)現在と同じサイズの鉢
大きすぎる鉢は水はけが悪く根腐れの原因に。4~5号サイズ(直径12~15cm)が一般的で、やや小さめを選ぶのがポイントです。
写真で解説|植え替え7ステップ
手順1・ハサミの消毒
ライターや熱湯でハサミを消毒します。消毒後は清潔な紙やケースの上に置き、汚れないようにしましょう。複数の鉢を植え替える場合は、ハサミを複数用意すると衛生的です。
手順2・株を取り出す
根を傷つけないよう慎重に取り出します。ポリポットの場合は底を押すと出しやすくなります。無理に引き抜くと根を傷つけるため、鉢の縁に隙間を作りながらゆっくり行いましょう。
手順3・植え込み資材を取り除く
古い水苔やバークを丁寧にほぐして取り除きます。根を1本1本持ち上げるようにして、絡みついた資材も除去します。水苔は乾燥すると固くなるので慎重に行いましょう。
手順4・傷んだ根を取り除く
健康な根は緑色で瑞々しく、傷んだ根は触ると潰れたり白っぽくなっています。傷んだ根は消毒済みのハサミで根元から切り落とします。黄色く変色した葉も同様に取り除きましょう。根腐れの判断について詳しくは根腐れの症状と対処法をご覧ください。
手順5・水苔を根に押し当てる
株を逆さに持ち、戻した水苔を根の下側から押し当てます。逆さにしないと水苔がうまく絡みません。水苔は固く絞らないでください。肥料成分が流れ出てしまいます。
手順6・水苔で根を覆う
全ての根が水苔でしっかり覆われるようにします。根の間もかき分けながら覆い、付け根が隠れるまで包みましょう。しっかり覆うことで水分吸収と通気性を確保でき、病気予防にもなります。
手順7・鉢に入れて固定する
水苔を多めに巻きつけ、鉢に押し込みます。両手の親指で鉢の周りを押さえ株を固定し、鉢の上から2cm程度の余裕を残します。水苔を使う場合は素焼き鉢が最適です。
植え替え後の管理|水やり・肥料・置き場所
植え替え後は根や株が弱っています。7~10日間は水やりを控え、直射日光を避けた15~20℃の暖かい場所で静かに休ませましょう。
肥料は植え替え直後には不要です。弱った株に肥料を与えると逆効果になります。新しい根が伸び始めてから(成長期の6~9月頃)洋ラン用の液肥を薄めて与えてください。
季節ごとの管理方法について詳しくは胡蝶蘭の育て方・管理方法をご覧ください。
胡蝶蘭の植え替えに関するよくある質問
Q. 植え替えに最適な時期はいつですか?
4月〜6月が最適です。花が咲き終わった後、生育期(7月以降)に入る前に行いましょう。根腐れや病気の場合は時期を問わず早急に植え替えてください。
Q. 水苔とバーク、どちらがいいですか?
元々使われていた植え込み材と同じものがおすすめです。初心者には水苔+素焼き鉢が管理しやすいでしょう。
Q. 植え替え後の水やりはいつからですか?
7〜10日間は控えてください。傷ついた根に水を与えると根腐れの原因になります。
Q. 根腐れした胡蝶蘭も助かりますか?
早期対処で助かる可能性があります。腐った根を切り取り植え替えてください。茎の芯がまだ硬く緑色なら回復の見込みがあります。詳しくは根腐れの症状と対処法をご覧ください。
Q. もらった胡蝶蘭はどうすればいいですか?
贈答用は寄せ植え状態で蒸れやすいため、花が終わったら1株ずつ分けて植え替えましょう。詳しくは胡蝶蘭の花が終わったら?をご参照ください。
Q. 植え替え後に葉がしおれました。
根のダメージで一時的にしおれることがあります。水をやるのは逆効果です。15〜20℃で7〜10日間静かに管理し、2週間以上改善しない場合は根の状態を再確認してください。
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胡蝶蘭の植え替えについてよくある質問
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胡蝶蘭の植え替えは毎年ですか?
目安として3年に1回程度となります。根腐れなどの場合は早めに植え替えてもかまいませんが頻繁に植え替えを行うと株が傷んでしまう可能性があります。
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植え込み資材はバークがいいでしょうか?それとも水苔がいいでしょうか?
バーク、水苔両方ともメリットとデメリットがあります。上記の説明をご覧の上、ご自身にあった植え込み資材をご利用ください。
その他ご不明な点は、「よくあるご質問」ページをご確認ください。









