【胡蝶蘭の花言葉】コチョウランの花言葉はどんな意味?色別の意味

様々な色のある胡蝶蘭ですが、美しいだけではなく花色や品種に関係なく共通して「幸福が飛んでくる」や「純粋な愛」といった花言葉を持っているのもギフトとして使われる理由の一つです。蝶が舞っているように見える花びらの姿は、幸せが舞い込んでくると考えられています。
また、プレゼントにぴったりな胡蝶蘭は、それぞれの色にも花言葉があります。清潔な印象のある胡蝶蘭の白には「清純」、優しさを表すピンクには「あなたを愛します」という意味が込められています。最近になって市場に出回るようになった、青い胡蝶蘭には「尊敬」という花言葉があります。 贈る色によって、お祝いのシーンに合わせた花言葉を選ぶことができるのも、胡蝶蘭の魅力です。
同じ胡蝶蘭でも色ごとで異なる花言葉をもっています。 なお、胡蝶蘭にも様々な品種がありますが、品種による花言葉の違いはありません。
胡蝶蘭の名前の由来

どうしてそう呼ばれるのか、胡蝶蘭の原種に”蛾”に似ている花があるそうです。
特に東南アジアの原種には形だけでなく色、模様も”蛾”に近いものがあります。
「蛾」というと外国と日本で概念に違いがありますが日本ではあまり良いイメージではありません。
そこで日本では英名そのものを直訳するのではなく花がまるで優雅に舞う「蝶」に似ていると「胡蝶蘭」と呼ばれるようになりました。
そもそも日本には「蛾」に似た原種に近いものではなくイギリスで人工的に交配され美しく整えられた花として入ってきました。縁起が良く気高く美しく優雅に舞う「蝶」のような花ー胡蝶蘭、贈り物として人気なのも、うなずける花です。
胡蝶蘭の学名はPhalaenopsis aphrodite(ファレノプシス アフロディーテ)といい女神アフロディーテの名前がついています。
そもそも花言葉とは
そもそも花言葉とは何でしょうか? Wikipediaでは下記のように説明されています。花言葉(はなことば、仏: langage des fleurs、英: language of flowers、独: Blumensprache[1])は、象徴的な意味を持たせるため植物に与えられる言葉で、一般に「バラの花言葉は愛情」のように植物と単語の組み合わせで示される。日本では、主に西欧起源のものを核として様々なバリエーションがあり、花をつけるものだけでなく、草や樹木、キノコにも花言葉が考えられている。花詞とも表記される。参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E8%A8%80%E8%91%89
【胡蝶蘭の花言葉】白

胡蝶蘭というと、白の胡蝶蘭を連想する人も多いほど、定番の色です。上品で清潔さがありながらも存在感のある白は、お祝いのシーンを選びません。 そんな白の胡蝶蘭には「清純」という花言葉があります。「新しい気持ちで迎えたい」「門出を祝いたい」などといったお祝いの場面に向いているので、ビジネスやフォーマルなシーンなど、華やかに演出してくれます。 また、「清純」の花言葉が表すとおり、清らかな花であるため、冠婚葬祭にも適しています。
【胡蝶蘭の花言葉】ピンク

胡蝶蘭の持つ上品なイメージを損なわず、愛らしさのあるピンクも人気の色です。
ピンクの胡蝶蘭には「あなたを愛します」という花言葉があり、女性や、恋人やパートナーへの贈り物として向いています。
普段はなかなか「愛している」と伝えることができない人も、愛を添えて贈ってみてはいかがでしょうか。上品で、優しさに溢れたピンクの胡蝶蘭ならきっと伝わります。
青の胡蝶蘭の花言葉
青色は「誠実」や「真面目」といった印象を与えることができるため、青の胡蝶蘭には「尊敬」という花言葉があります。上司や家族など、尊敬している相手への贈り物として向いています。【胡蝶蘭の花言葉】珍しい色(黄/紫/オレンジ)

白やピンクが胡蝶蘭の定番とされていますが、近年では紫、黄色といった珍しい色の胡蝶蘭も出回るようになりました。
黄色の胡蝶蘭は市場に出てから間もないので、まだ花言葉はありません。しかし、黄色は「活発さ」や「エネルギーに溢れている」という印象を与える色であるため、黄色の胡蝶蘭にもそんなイメージを持つことができます。応援したい場面での贈り物に最適です。
紫の胡蝶蘭も、黄色と同様まだ花言葉が付いていません。しかし、古来より紫は品があり、位が高い色として用いられてきました。フォーマルな場面や、気品を出したい時には紫の胡蝶蘭を贈ると良いでしょう。
胡蝶蘭の花言葉・英語

胡蝶蘭は英語でPhalaenopsisといい、カタカナだと「ファレノプシス」という表記が近いです。ファレノプシスはギリシャ語の「Phalaina」(蛾)と「opsis」(〜のような)の2語が繋がって出来た言葉とされています。「蛾のような花」ということで、「蝶」に例えた日本語と似ています。
そんなファレノプシスの持つ花言葉は「Gaiety」で、意味は「陽気」です。日本語での花言葉は「愛」や「清純」といった、清らかなイメージとは対照的な意味を持っています。蛾がひらひらと舞っている様子に似ているところから、「陽気」という花言葉をつけたという、価値観の違いが見受けられますね。
英語の花言葉には、日本語の花言葉が持つ「気品さ」「上品さ」は持っていないので、国際パーティーでの贈り物や相手の国籍など、送り先に合わせた選び方をするようにしましょう。
参考:胡蝶蘭は英語でなんという?胡蝶蘭の他の言語の呼び方は?
胡蝶蘭の花言葉・怖い意味、悪い意味はある?

しかし、他の蘭にはいくつか、怖い印象を持つ花言葉があります。例えば、洋蘭のカトレアには「魔力」「魅惑的」という花言葉があります。魔力というと、なんだか引きずられるような悪い運気があるように思えます。しかし、「惹きつけられるほど魅惑的」という意味であり、実際のところネガティブなワードではありません。
また、紫蘭には「あなたを忘れない」という意味があります。使い方によっては「怖い」という印象を与えてしまう言葉ですが、言葉自体は悪い意味ではありません。相手を思う、純粋な言葉です。
このように、使い方によっては「怖い」という印象を与えてしまう花言葉もいくつかありますが、基本的に蘭の花言葉には「悪い意味、怖い意味」のものはありません。安心して贈りましょう。
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