胡蝶蘭の育て方と管理方法(温度・湿度・水やり)の基本

胡蝶蘭のラッピングの外し方

胡蝶蘭のラッピングの外し方についてご説明いたします。 胡蝶蘭はお祝いとしてもらうことが多く、ラッピングされていることがほとんどでラッピングされた状態で飾られていることが多いですが、胡蝶蘭を長持ちさせるにはラッピングを外した方がいいのです。 胡蝶蘭の根は湿気に弱く、ラッピングしたまま飾っておくと鉢の中が蒸れてしまい根腐れやカビが発生してしまう可能性が高くなります。 せっかくラッピングしてあるのでそのまま飾っておきたいと思うかもしれませんが、胡蝶蘭を長持ちさせるにはなるべく早くラッピングを外すようにしましょう。 ではいつ外すのがいいのか外すタイミングですが早ければ早いほどいいのですが、贈り物としていただいているので 誕生日や竣工式などお祝いの日が終わってから数日~最初の水やりのタイミングで外すのがおすすめです。外す前に写真を撮っておいて贈ってくれた方に御礼のメールを送るのもおすすめです。 ラッピングはリボンやラッピングペーパーの中にセロハンなどがあり、鉢から水が漏れないようになっています。ラッピングの中に水が溜まっている可能性がありますので、ラッピングを外す場合は濡れてもいい場所で行うように気を付けましょう。

胡蝶蘭の置き場所・光のあて方

胡蝶蘭の置き場所と光の当て方についてご説明いたします。 開店祝いなどでもらった胡蝶蘭をどこにおいたらいいか悩むかと思います。 目立つ場所に飾るのと胡蝶蘭を長持ちさせるための場所の飾るのと2つの観点から置き場所を説明したいと思います。 まずは胡蝶蘭を長持ちさせるための置き場所についてです。 胡蝶蘭の農園ではビニールハウスの暖かく湿度の高い場所で育てていますのでそれに近い環境が望ましいです。 ・温度 胡蝶蘭は寒さに弱く5度以下の場所に長期間置いておくと枯れてしまいます。 20度前後の気温を保てるような場所に置くようにしましょう。 ・湿度 春から秋にかけてはほとんど気を付けなくても大丈夫ですが、冬場は乾燥しやすいためできるだけ湿度のある場所に置くようにしましょう。ただし加湿器を近くに置かないようにしましょう。 ・日光 胡蝶蘭の原産地は熱帯雨林の着生植物ですので 胡蝶蘭は直射日光に弱く直射日光を当てると葉焼けや黒くなってしまったりする原因になってしまうため、日当たりの良いレースのカーテン越しに光を当てるようにしましょう。 取引先などからもらってお店や会社に置く場合、来客から見える場所に飾るのがおすすめです。ただし長持ちさせるための置き場所で説明した通り、直射日光に当たる場所やエアコン、冷暖房の風が当たる場所、寒い場所はなるべく避けるようにしましょう。

胡蝶蘭の栽培に適した温度・湿度管理

胡蝶蘭の育て方(温度管理)について
胡蝶蘭を育てるうえで重要な季節ごとに胡蝶蘭の温度・湿度管理について解説していきます。 胡蝶蘭は温度管理がとても重要な花で、1年を通して湿度と温度管理をすることで長く楽しむことができます。

春の胡蝶蘭の育て方・温度管理

胡蝶蘭オレンジ色の写真 春の胡蝶蘭の温度管理について紹介します。
関東地方の春の平均気温を元に説明をします。
関東地方の2018年の3月・4月・5月の平均気温は以下の通りです。


年月日 平均温度
2018/3月 11.5℃
2018/4月 17.0℃
2018/5月 19.8℃
引用:東京 日平均気温の月平均値(国土交通省 気象庁)
胡蝶蘭の成長のためには自生地に近い気温管理が必要です。
胡蝶蘭を育てるのに最適な温度は20℃前後を保つことです。
上記の表を見ると、3月は胡蝶蘭にとってまだ寒く、4月・5月は過ごしやすい時期と言えます。
胡蝶蘭の自生地は平均気温が20~25℃程度なので、この温度に近づけることで胡蝶蘭を長く楽しめるようになります。
春は胡蝶蘭の開花時期であり、冬との大きな温度差により花芽が出て開花するため、室温をできるだけ20℃に近づけたいですね。
3月はまだ寒い日が多いため暖房を使用している方が多いですが、温度設定が高すぎるのも胡蝶蘭にとっては負担になります。
暖房を使用する場合は、室温が20℃前後に保てるようにコントロールしましょう。
暖房機器をつけると室内は乾燥し湿度が下がりますよね。

胡蝶蘭は亜熱帯地方に自生している植物のため、乾燥した場所が苦手です。
暖房機器を使う場合は、加湿器を回したり、部屋に花瓶に水を入れたものを置いたり、濡れたタオルを干すなど湿度が下がらない工夫も必要です。

夏の胡蝶蘭の育て方・温度管理

胡蝶蘭栽培の写真 胡蝶蘭の夏の温度、温度、気温、注意点、適した温度について紹介します。
関東地方の夏の平均気温を元に説明をします。
関東地方の2018年の6月・7月・8月の平均気温は以下の通りです。

年月日 平均温度
2018/6月 22.4℃
2018/7月 28.3℃
2018/8月 28.1℃

引用:東京 日平均気温の月平均値(国土交通省気象庁)

胡蝶蘭を育成する適正温度は20℃前後です。
夏の締め切った部屋は40~50℃になることもありますし、人間でも熱中症になるほど熱くな りますね。
関東地方の7月・8月の平均気温は28℃なので、胡蝶蘭の適正温度よりも高く過ごしにくい 環境と言えます。
夏の戸外の平均気温と、密閉された部屋の気温は全く異なり、密閉し換気をしていない部 屋の温度はさらに高くなります。
1日在宅で胡蝶蘭を管理できる方なら、胡蝶蘭の適正温度になるように室温をコントロー ルすることができますが、日中は不在という方は夏場の暑い時期の胡蝶蘭の温度管理が とても重要です。

では、6月・7月・8月のそれぞれの注意点について説明していきます。
6月の梅雨の時期は温度変化が激しく、雨が降った時は気温が低く、晴れた日は一気に気 温が高くなり、気温の高低が激しい時期です。
7月になると梅雨も終わり、一気に真夏の気温となり、胡蝶蘭にとって過ごしにくい時期と 言えます。
8月は雨量が少なく、平均気温が1年で一番高く、日照時間も1年で最も長い時期ですよ ね。
夏は胡蝶蘭にとった過酷な時期であり、胡蝶蘭を長く楽しむポイントは、暑い時期の温度 管理にあります。

次に、夏の胡蝶蘭の最適な置き場所について説明していきます。

胡蝶蘭の夏の置き場所

エチレンガス・排気ガスで傷んでしまった胡蝶蘭
胡蝶蘭の夏の置き場所について紹介します。
夏は室内・戸外ともに、1日中気温が高く胡蝶蘭にとって過ごしにくい時期です。
夏の胡蝶蘭の最適な置き場所は、直射日光が当たらない風通しの良い場所です。
夏の窓際は、カーテン越しであってもとても熱く、風が入ってきても熱風となり株や葉を痛 めてしまう危険があります。

胡蝶蘭はとても葉が厚く、空気中の水分を葉から取り込んで成長しています。
そのため、夏の直射日光に当ててしまうと葉が痛み成長を妨げてしまう危険があります。
夏は窓際ではなく、玄関や廊下など涼しい場所に置きたいですね。
1日中エアコンを使用する場合も、窓際に置くのは辞めましょう。
エアコンや扇風機を使用する場合は、エアコンや扇風機の風邪が胡蝶蘭に直接当たることがないように注意しましょう。

また、夏だけではなくすべての季節で果物のそばや屋内駐車場のような場所に置くのもやめましょう。 果物から出るエチレンガスや車の排気ガスで傷んでしまう可能性があります。 次に、夏の胡蝶蘭の生育の注意点について説明します。

胡蝶蘭の夏の注意点

胡蝶蘭の夏の注意点について紹介します。
夏の胡蝶蘭の栽培で注意したい点は、直射日光に当たることによる葉焼けです。
胡蝶蘭は直射日光に弱く、夏の暑い日差しを浴び続けると葉が焼けてしまい枯れてしまう危 険があります。
胡蝶蘭は葉から空気中の水分を取り込んで成長するため、葉が焼けてしまうと枯れてしまい ます。
一度、葉焼けを起こすと元に戻すことはできないため、植え替えが必要になってしまいま す。
また、エアコンや扇風機の風に当たり続けると、葉が痛み枯れてしまう危険があります。 胡蝶蘭は厚みのある葉で空気中の水分を吸収するため、葉が傷むことは致命傷になってしま います。
夏に胡蝶蘭が枯れてしまう原因で多いのが葉焼けなのです。
他の季節に比べて葉焼けを起こす危険性が高い季節なので、夏の胡蝶蘭の栽培では温度に注 意するのと同時に胡蝶蘭の置き場所に注意をし、葉焼けを起こさないようにしましょう。

秋の胡蝶蘭の育て方・温度管理

胡蝶蘭黄色の写真 秋の胡蝶蘭の温度管理について紹介します。
関東地方の秋の平均気温を元に説明をします。
関東地方の2018年の9月・10月・11月の平均気温は以下の通りです。

年月日 平均温度
2018/9月 22.9℃
2018/10月 19.1℃
2018/11月 14.0℃

引用:東京 日平均気温の月平均値(国土交通省気象庁)


関東地方の7月・8月の平均気温が28℃なので、秋になると急激に気温が下がるのが分かると思います。
胡蝶蘭が花を咲かせるためには気温の変化がとても重要になりますが、胡蝶蘭を長く楽しむためには適正な気温調整が必要になります。
9月は夏の名残が残り、半袖で過ごせる日もあれば、雨が降り急激に気温が下がる日もありますよね。
秋の気配も感じるけど、残暑もある時期で、寒くなったり熱さが戻ったり季節の変わり目を実感する時期です。
10月になると秋らしくなり、夕方以降は肌寒く感じますよね。
少し厚手の上着が欲しくなる時期だと思います。
11月になるとさらに秋が深まり、冬の気配を感じる時期になりますよね。
級に冷え込んで、冬用コートが必須な時期となり、日照時間は日に日に短くなります。
寒さに弱い胡蝶蘭ですから、秋以降の寒くなる時期はしっかりと温度管理をする必要があります。
10月ころになると暖房を使い始める方も増えてきますよね。
胡蝶蘭の適正温度である20度前後を保てるように、エアコンなどの暖房を使いたいですね。
エアコンやヒーターを使う時は、風が直接胡蝶蘭に当たらないように注意しましょう。 秋は気温が下がり窓際はより温度が下がり胡蝶蘭にとって過ごしにくくなります。
日中の暖かい時間帯はレースカーテン越しの窓際に置き、夜間は気温の下がる窓際を避け、部屋の真ん中などに移動することをおすすめします。

冬の胡蝶蘭の育て方

冬の胡蝶蘭の温度管理について紹介します。
関東地方の冬の平均気温を元に説明をします。
関東地方の2018年から2019年の12月・1月・2月の平均気温は以下の通りです。

年月日 平均温度
2018/12月 8.3℃
2019/1月 5.6℃
2019/2月 7.2℃
引用:東京 日平均気温の月平均値(国土交通省気象庁)

12月~2月の冬の平均気温は10度を下回り、一気に寒くなりますね。
日照時間は1年で最も短くなり、1月は1年で最も日が短く気温が低い時期になります。
関東地方でも雪が積もることもありますよね。 胡蝶蘭の適正温度である20℃を大きく下回り、胡蝶蘭にとってとても過ごしにくい生育環境です。

しかし、冬の厳しい環境を乗り越えた胡蝶蘭は春に綺麗な花を咲かせますし、気温の大きな変化は胡蝶蘭の花を咲かせるために必要です。
冬場は暖房器具を使用する家庭がほとんどだと思いますが、暖房器具の適正温度は18~20℃と言われており、胡蝶蘭にとっても心地のよい温度設定になります。

暖房器具を使用する時は、風が胡蝶蘭に直接当たらない場所に胡蝶蘭を置くようにしましょう。
また、夜間は暖房を消すという場合は、夜中は気温が下がり胡蝶蘭にとって適した温度を保つことができません。
夜間でも室内温度が15度程度を保てるような工夫が必要です。
冬の胡蝶蘭の温度管理で重要なことでは、胡蝶蘭を置く場所です。
冬は太陽の位置が低く日照時間も短いため、1日を通して部屋に日差しが差し込むことはありません。

レースカーテン越しの窓際に胡蝶蘭を置いても、冬場に葉焼けを起こす心配はありません。
冬場は外気温が低く窓際の温度も低くなるため、窓際から少し離した場所に置くことをおすすめしめします。

胡蝶蘭の冬の生育環境について

胡蝶蘭の冬の生育環境について紹介します。
胡蝶蘭の自生地は熱帯雨林地方であり、1年を通して暖かく高温多湿な地域です。
日本の冬は、胡蝶蘭の自生地に比べて気温が低く、湿度も低いため、胡蝶蘭の生育環境には 適していないのです。

胡蝶蘭は気温が10度を下回ると完全に成長を辞めてしまい、株が枯れてしまいます。
胡蝶蘭の自生地では気温が10度を下回ることは、1年を通してありません。
冬の胡蝶蘭は、春~夏の成長期に向けて養分を蓄えるために冬眠しているような状態です。 つまり、冬の胡蝶蘭はほとんど成長しない状態です。
寒い冬は開花の準備のため、ほとんど成長せずに養分を貯めて越冬します。
しかし、気温が10度を下回り成長が完全に止まってしまうと、復活することが難しく植え 替えが必要になるケースが多いのです。

冬の胡蝶蘭の生育環境を整えるためには、胡蝶蘭の自生地の環境に少しでも近づけることが 重要で、冬の胡蝶蘭にとって温度管理が最も大事となります。
冬をどのような生育環境で育てるのかによって、春~夏に綺麗な花を咲かせられるのかが決 まります。
胡蝶蘭を長く楽しむためにも、冬の生育環境(特に温度管理)に注意をしましょう。

胡蝶蘭の冬の温度管理について

胡蝶蘭の育て方と冬の温度管理、冬の越し方と生育方法について紹介します。
胡蝶蘭にとって冬は危険な季節とされています。
胡蝶蘭の自生地は熱帯地方であり、高温多湿な環境を好みます。
そのため、日本の冬の寒さや乾燥にとても弱いのです。
冬は胡蝶蘭の防寒対策を行うことで、元気がない胡蝶蘭を復活させ、春~夏に綺麗な花を咲かせることができます。
胡蝶蘭は寒さに弱いため、冬の温度管理が不十分だと株が枯れてしまい、花を咲かせることができなくなってしまいます。
冬の胡蝶蘭はほとんど成長せず、春~夏の成長期に向けて養分を蓄えています。
越冬できる生育環境を整えることで、春~夏に綺麗な花を咲かせることができますよ。
ここでは、冬の温度管理の方法、越冬の方法、冬の生育環境について紹介していきます。

胡蝶蘭の冬の越し方について

胡蝶蘭の写真 胡蝶蘭の冬の越し方について紹介します。
胡蝶蘭は寒い冬の時期を乗り越えることで春に綺麗な花を咲かせます。
冬場の温度管理をしっかりと行うことで、胡蝶蘭を長く楽しむことができます。
冬場の夜間帯はとくに温度が下がり、部屋の中にいても寒いですよね。
夜間は暖房を消すという場合は、室温が急激に下がるので、胡蝶蘭の適正温度に保つための工夫が必要です。
冬場の暖房を使わない時間帯や夜間は、温度を保つためにダンボールや発泡スチロールで胡蝶蘭を覆うようにしましょう。
ダンボールは雑誌や古紙を何層にも重ねて強靭にしたものであり、とても丈夫で保温性があります。
冬場は熱が逃げてしまわないように、胡蝶蘭の鉢ごとダンボールで覆いましょう。
北海道や東北地方など寒い地方の場合は、ダンボールを被せた上に毛布をかけたり、ダンボールの内側にヒーターや湯たんぽを入れるのも保温性がありおすすめです。

発泡スチロールやビニールを被せることも保温に役立ちます。
ビニールを被せる場合は、空気が入るように小さな穴を数箇所開けましょう。
胡蝶蘭は10℃以下になると成長を完全に止め休止状態になり、7℃以下になる枯れてしまう可能性があります。
一度枯れてしまうと、植え替えるしかないというケースもあるため、胡蝶蘭の適正温度に近づけるように冬の温度管理は必須です。
冬の温度管理は胡蝶蘭を長く楽しむために重要なため、温度計で最高・最低温度を計り、適正温度に近づけるように管理しましょう。

胡蝶蘭の水やりの仕方

胡蝶蘭の写真 胡蝶蘭の育て方、日常管理、水やり頻度・量・肥料などの水管理、季節ごとの胡蝶蘭の育て方について紹介します。
胡蝶蘭は木の幹や枝に根を張り自生する植物であり、土から水分を吸い上げて成長する植物ではありません。
自生地では、根は常に空気にさらされているため、たくさん水をあげてしまうと根が傷んでしまい枯れてしまいます。
胡蝶蘭が枯れてしまう原因の多くは、水のあげる頻度や量が多すぎることです。
胡蝶蘭は季節によって、成長期・休眠期があり、季節によって水やり頻度・量を調整する必要があります。
冬の寒い時期は成長を止めているため、水を上げても吸収が悪いのです。
春~初夏にかけても成長期は、花を咲かせるために水分が必要なため、水やり頻度・量を調整する必要があります。
胡蝶蘭は、他の植物に比べて水やりの頻度や量は少なく、日常管理はそれほど大変ではありません。

胡蝶蘭の水やりの量・頻度などの水管理や日常管理をしっかりと行うことで、長く楽しむことができますよ。

なお、鉢の中に発泡スチロールが入っている場合がありますが、ポットを固定するためなのでそのままにしておきましょう。

胡蝶蘭の水やり(量・タイミング・頻度)の基本

胡蝶蘭の水やり 胡蝶蘭の水やりの量・タイミングなど、水の与え方と手入れの方法について紹介します。
胡蝶蘭を長く楽しむためには水の与え方がとても重要です。
季節ごとの胡蝶蘭の特徴を理解すると、それぞれの季節にあった水管理をすることができます。
水やりが不足すると葉がしおれる可能性がありますが、胡蝶蘭を大切にする余り、たくさんの水をあげてしまうと逆に胡蝶蘭の根を傷める原因となります。
胡蝶蘭が枯れてしまう原因の多くは、水のあげすぎにあります。
胡蝶蘭のように、厚みのある葉から空気中の水分を吸収する植物は、根にたくさんの水分を与えてしまうと傷んでしまうのです。
胡蝶蘭を来年も再来年も長く楽しむためには、水やりの方法や季節ごとの育て方を知ることは重要ですね。
では次に、季節ごとの育て方や水管理の方法について紹介していきます。

春の胡蝶蘭の水やりの仕方

春の胡蝶蘭の水やりの量・タイミング・頻度について紹介します。
家庭で胡蝶蘭を栽培している場合は、春先~初夏にかけて開花を迎えることが多いですよね。
春に胡蝶蘭が咲いている場合は、10日に1回ほどの頻度で水やりを行います。
水の量はコップ1杯(150~200cc)程度で十分です。
花が咲いている状態の胡蝶蘭は、たくさんの水分や栄養が必要になるため、植え込み資材が乾燥してしまう前に適量の水を与えるようにしましょう。

春先はまだ暖房をつける日があったり、室温が高かったり乾燥している場合は、植え込み資材の乾燥が早いことがあります。
時々、植え込み資材を指で押し確認をしましょう。
また、温度計だけでなく温度・湿度計を使用して、湿度が低い場合は葉水をしたり、植え込み資材のチェックを多めに行いましょう。

春は夏に比べると日照時間が短いですし、夕方以降は寒い日もあるため、午前中のタイミングで水やりを行いましょう。
午後や夕方に水やりをすると、鉢内の湿度が高い状態が続いてしまうため、根が傷んでしまいますよ。

夏の胡蝶蘭の水やりの仕方

胡蝶蘭の夏の水やりの方法について紹介します。
胡蝶蘭の株元に水やりをする
胡蝶蘭の株元に水やりをするようにします。胡蝶蘭はいくつかの株を寄せ植えになっていますのでそれぞれの株元に水やりをしないと意味がありません。

一般の家庭の場合は、室内で温度管理を行い胡蝶蘭を栽培しているケースが多いと思います。
室内で栽培している場合は、春~初夏にかけて開花することが多いですよね。
胡蝶蘭は1~3ヶ月ほど花が続くため、7~8月に花が咲いていることもありますね。
夏の胡蝶蘭は株が大きく成長する時期です。
株が大きく成長する時期なので、水分が必要になります。
花が終わっているなら、10日に1回ほどの頻度で水を与えましょう。
水の量は、コップに1杯(150~200cc)程度で十分です。
鉢内に複数の株がある場合は、それぞれの株の根元(ポリポット内に・上記写真の赤丸の部分)に150cc ずつの水を与えましょう。

それぞれの株の根元に水を与えないと、水分を吸収することができないため注意が必要です。 夏は気温が高いため、水分を与えても鉢内の乾燥は早いです。 鉢内の湿度が高い状態が続くと根が傷んでしまいますが、夏はそのような心配はありません。
根腐れの原因になるため、できれば午前中のうちに水を与えて、鉢内の湿度が高い状態を避けると良いですね。
鉢皿にたまった水も捨てるようにしましょう。

秋・冬の胡蝶蘭の水やりの仕方

秋・冬の胡蝶蘭の水やりの量・タイミング・頻度について紹介します。
冬の寒い時期の胡蝶蘭は、春~初夏にかけて開花するために体力を温存している時期です。
そのため、冬の胡蝶蘭は休眠しており、ほとんど成長をしません。
休眠期は水分を与えても、あまり吸収しないため水を上げすぎてしまうと枯れる原因となります。
冬の胡蝶蘭は休眠期ではありますが、10日に1回ほどの頻度を水を与えましょう。
冬は休眠期であまり水分を吸収しませんが、コップ1杯程度の量(150~200cc)の水を与えましょう。
冬は午前中の暖かい時間帯に水を与えましょう。
午後や夕方などの水を与えると、鉢内の湿度が高い状態が続いてしまうため、根が傷む原因となります。
冬は暖房をつけていて室内温度は高いという場合は、葉が乾燥しているケースが多いため、霧吹きで葉に水を与える(葉水)も必要です。

葉が綺麗な緑色で厚みがある場合は健康な葉と言えますが、黄色っぽく変色したり、葉にシワがある場合は葉が傷んでいるため、暖房の風が直接当たっていないか、湿度が低すぎないかなどを確認し、葉水をしっかりと与えましょう。

胡蝶蘭の水やりの最適な温度

胡蝶蘭は高温多湿な亜熱帯地方に自生する植物なので、自生地に近い環境を整えることで長く楽しむことができます。
1年を通して暖かい地域に育つため、寒さにとても弱いのです。
そのため、1年を通して20℃程度の室温を保つのがベストです。

水の温度も重要です。 冷たい水をあげてしまうと鉢内の温度が下がってしまい、株や根が傷む原因となります。
特に冬は水道水はとても冷たいですよね。
室温よりもあまりにも低い温度の水を与えてしまうと根や株を傷める原因となるので注意が必要です。

水の温度は室温に近い温度がベストです。

胡蝶蘭の最適な温度は、1年を通して20℃ほどなので、水も室温程度の温度の水を与えましょう。
お湯を与えてしまうと鉢内の蒸発が早くなってしまうため、室温に近い温度の水を与えると良いですよ。

胡蝶蘭の花の終わりについて

胡蝶蘭の花が終わってからの基本的な育て方や季節ごとの管理について紹介します。
胡蝶蘭は1回咲いて終りの花ではなく、水やりや温度管理をしっかりと行うことで長く楽しむことができます。
胡蝶蘭が来年も再来年も咲かせることができることは、意外と知らない人が多いと思います。
胡蝶蘭は1~3ヶ月と長い期間、花を咲かせてくれます。

花が終わった後も、適度な頻度で水やりを行うことで、来年以降も綺麗な花を咲かせることができます。
では次に、胡蝶蘭に水を与えるときに最適な水の温度や、花が終わった後の水やり管理について紹介していきます。

胡蝶蘭の花が終わった後の管理・水やりは必要?

花が落ちた胡蝶蘭 胡蝶蘭の花が終わった後の水管理について紹介します。
胡蝶蘭はしっかりと水管理を行うことで来年も再来年も長く楽しむことができます。
花が終わった後にも水管理が必要になります。
花が終わった後の胡蝶蘭は、10日に1回の頻度を目安に水やりをします。
花が終わった後の胡蝶蘭は、来年の開花に向けて根や芽を成長させます。
葉だけになった状態でも、空気中の水分を吸収しながら成長をします。
冬の胡蝶蘭はほとんど成長をしませんが、厚みのある葉から空気中の水分を吸収し、開花に向けて体力を温存しています。
花が咲いている時も、花が終わっていても水をあげる頻度・タイミング・量は大きく変わりません。
花が終わっていても、7~10日に1回の頻度で、コップ1杯程度(150~200cc)の量の水を与えましょう。

胡蝶蘭の花が終わってからの育て方

胡蝶蘭の水やりの時間帯と長持ちさせる基本

胡蝶蘭の水やりの時間帯や、霧吹きを使っての与え方など、長持ちさせる基本の育て方について紹介します。

胡蝶蘭の水やりは、基本的には暖かい日の午前中に行うのが望ましいです。
寒い日や雨の日は避け、天気がよく暖かい日に水やりをしましょう。
水やりを行うと水分は鉢内の植え込み資材に吸収されます。
天気の悪い日や寒い日にたくさんの水を与えると、鉢内の温度が下がってしまいます。
また、鉢内の温度が下がることで鉢内の水分がなかなか乾燥せずに湿度が高い状態が続きます。
鉢内の湿度が高い状態が続くと、根が傷んでしまい枯れてしまいます。
胡蝶蘭の水やりは晴れている暖かい日の午前中に行うようにすると長く楽しむことができますよ。
胡蝶蘭は厚みのある葉から空気中の水分を吸収するため、葉が傷んでしまうと十分に水分を吸収することができないため枯れてしまいます。

室内の温度や湿度によっては霧吹きの水を葉にかけてあげる必要があります。
エアコンや扇風機の風が直接当たると葉が傷んでしまうため、直接風が当たらない場所に置くようにしましょう。
また、直射日光に当ててしまうと葉が焼けてしまい(葉焼け)、水分の吸収がうまくできなくなってしまうため、置き場所にも注意が必要です。

胡蝶蘭の肥料の与え方と与える時期

胡蝶蘭の肥料 胡蝶蘭の肥料を与える時期と与え方について紹介します。
胡蝶蘭は花が咲いている時期、花が終わっている時期も1年を通して水やりが必要です。
春の胡蝶蘭は、花が咲いていても、花が終わっていても肥料は必要ありません。
6月~7月の梅雨の時期は、胡蝶蘭が成長期に入る時期であり、根や株がグングンと成長する時期です。
そのため梅雨時期の花が咲いている胡蝶蘭には、1,500~2,000倍に薄めた洋蘭専用の液体肥料を、コップ1杯程度(150~200cc)を与えましょう。

液体肥料は、1株ごとにコップ1杯程度を与えるようにし、それぞれの株の根元にポリポット内に液体肥料が入るように与えましょう。
梅雨が明けてからも胡蝶蘭の成長期は続き、寒くなる秋~冬を越せるように体力を蓄えています。
そのため7月・8月の花が咲いている胡蝶蘭には、1ヶ月に1回を目安に1,500~2,000倍に薄めた洋蘭専用の液体肥料をコップ1杯(150~200cc)程度与えましょう。

胡蝶蘭に肥料が必要なのは、基本的には花が咲いている状態の胡蝶蘭であり、液体肥料は1株ごとにコップ1杯程度を与えるように注意しましょう。

秋の胡蝶蘭も冬の休眠期に向けて株が成長をしている時期です。

秋の花が咲いている胡蝶蘭には、1,500~2,000倍に薄めた洋蘭専用の液体肥料を1株につきコップ1杯(150~200cc)程度与えるようにしましょう。

冬の胡蝶蘭はほとんど成長をしない休眠期となります。
そのため、肥料を与えても成長を促すことはできず、逆に株や根を痛めてしまう可能性があります。
冬は花が咲いていても、花が終わっていても肥料を与える必要はありません。

胡蝶欄によくある症状について

胡蝶蘭のよくある症状と対処方法について紹介いたします。

葉焼け

胡蝶蘭はもともと熱帯地方の森の中で生息している植物で直射日光に弱い植物です。 直射日光を当てると葉焼けを起こしてしまいますので直射日光を当てないようにしましょう。 葉焼けを起こしてしまったら取り除くようにします。

根腐れ

胡蝶蘭を枯らしてしまう原因の一つに根腐れがあります。 主に水のやりすぎによって起こりますので水やりをしたらしばらくあげないようにして乾かすようにしましょう。 根腐れしてしまった場合は新しい鉢と水苔を用意して植え替えをして傷んだ根はきれいに消毒したハサミで切り落とします。

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