【胡蝶蘭の葉】葉水のやり方と枯れたときの対策

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胡蝶蘭の葉で元気な状態を知ろう


胡蝶蘭の花は見ているだけで気分が華やぎますね。
しかしただ眺めているだけではいけません。
胡蝶蘭を始めとした植物は気付かない内に病気になっていたり、弱っていたりすることもあるからです。
「そんなこと言われても見ただけじゃ分からない」と言われてしまうかもしれませんが、気を付けるポイントに芽を配ればすぐに異常に気付けるようになりますよ。
特に胡蝶蘭で気を付けて見るべきなのは、葉っぱです。
少しだけ気を付けて胡蝶蘭の葉を見てみましょう。
どんな葉ですか?厚さは?大きさは?状態は?

気を付けて見ると意外と胡蝶蘭の葉の変化にも敏感になり、そして胡蝶蘭の健康状態も知ることができるようになります。 そうすると胡蝶蘭を枯らしてしまうことも少なくなるので、胡蝶蘭を長く楽しむためにも葉っぱの見方をご紹介しますね。

元気な胡蝶蘭の葉の色や大きさの特徴

では基本として胡蝶蘭が元気な状態での葉っぱの色や大きさを紹介します。
まず色合いですが、元気な状態では深い緑色をしています。 濃い目の緑色が基本となる色合いですが、そこに艶もあるのが元気な状態です。

次に少し葉っぱに触れてみましょう。
ちょっとつまんでみると、元気な状態では指先に張りを感じると思います。 胡蝶蘭の元気な葉っぱはとても張りのある、ぷりんとした葉をしているのです。
逆にシワがあるような葉は病気のサインという訳ですね。

そして歯の大きさを見てみましょう。
葉がやけに大きいというのも、実はあまり良い状態ではありません。
胡蝶蘭の葉っぱは元気な状態である場合はあまり広がらずに、上を向いて引き締まっています。
葉は光合成をするために必要なのは小学校でも習いましたね。
広がっているということは光が十分でない状態なので、光の当たりを調整してあげるようにして下さいね。

胡蝶蘭の葉が枯れる原因は病気と害虫が多い

胡蝶蘭の状態を見る時は、葉の状態を良くチェックしてあげることがポイントです。
もし胡蝶蘭の葉に元気がなければ、万が一にも葉が枯れている場合は胡蝶蘭自体が病気になっている可能性が大です。 もしくは害虫による被害で胡蝶蘭が弱っているということも考えられます。

多くの場合、胡蝶蘭の歯が枯れている時には病気が害虫被害が重くなっていることが多いので、早急に対処しなければいけません。

そこで胡蝶蘭の葉の状態と病気について、同時に胡蝶蘭に悪影響を与える害虫について解説していきます。
胡蝶蘭の葉が枯れる、異常がある場合にそのままにしておくと胡蝶蘭自体にダメージが蓄積し、枯れてしまいます。
そんなことにならないためにも、そしてできるだけ早く対処するためにしっかりと知識として知っておいて下さいね。

胡蝶蘭の葉の症状と病気について

まずは胡蝶蘭の葉に現れる症状と、その症状に対する病気について一つ一つ解説していきます。
胡蝶蘭の葉は元気な状態ではぷっくりと張りがある葉をしていて、色合いは深いグリーンです。
そして色合いに加えて艶があるのが健康で元気な胡蝶蘭の葉の状態です。
つまりこれ以外の色合いになっている時は、胡蝶蘭の葉に何らかの異常があると見て間違いないでしょう。
特に変色している時は間違いなく病気にかかっています。

見逃している時間が長ければ長いほど病気の状態は進行してしまうので、見逃さないようにして下さい。
できるだけ水やりの時には一日に一回、一枚一枚葉の状態を簡単にでも良いので確認して、葉が病気になっていないかどうかチェックしてみるようにしましょう。

軟腐病(なんぷびょう)

まずは軟腐病です。
軟腐病は細菌が引き起こす病気で、葉に水にぬれたような小さな斑点ができます。 斑点は褐色に変化するとそのまま腐っていきます。

かなりキツイ匂いがするだけでなく、斑点は水膨れのように膨れて触るとぷよぷよしています。
この中には細菌が入った水が入っていて、破れると広がっていきます。
なので斑点の周囲を大きめに切り取って、消毒しましょう。

この時に気を付けるのは斑点を破らないようにすること。
破れて出てきた水が触れた場所にも軟腐病は広がってしまうからです。
そして傷口にも消毒液を塗るようにすること。
切り取った傷口部分は病気が広がりやすいからです。
そして軟腐病に関わらず、病気になった部分を切り取った鋏は必ず消毒をして病気の広がりを抑制しましょう。

炭疽病(たんそびょう)

次に紹介するのは、炭疽病です。
これは葉に黒い斑点がぽつぽつと出ていて、しかもどんどん大きくなっていきます。
炭疽病はまず葉が葉焼けをしていて、その葉焼けをした葉をそのままにしていると葉にカビが生えます。
カビが生えた部分は褐色状態になりますが、更にそのままにしていると斑点がどんどん大きく、黒くなっていきます。
こうならないように葉焼けをしないようにする、葉焼けに気付いたら対処するのも重要ですね。
しかし症状が進んで炭疽病になってしまうとその部分はもう切り取ってしまうしかありません。
斑点の周囲を、斑点よりも少し大きめに切り取りましょう。

ギリギリで切り取るとカビが残ってそこからまた広がる可能性もあるので注意して下さいね。
それから薬剤を撒いて状態経過を見守って下さい。

フザリューム菌による立ち枯れ病

フザリューム菌はカビの一種類で、これが繁殖すると葉が黄色くなっていきます。
黄色くなってしまった葉はそのまま枯れたように落ちてしまいます。
胡蝶蘭の葉は自然と落ちることがありますが、フザリューム菌に侵されていない葉は下から順番に落ちていきますが、フザリューム菌に侵されている葉は順番関係なく落ちていくので、葉が落ちた場合はどこから落ちたのか確認してみましょう。
そしてもう一つフザリューム菌で注意したいのは、葉だけでなく茎も浸食された場合です。
茎まで浸食すると黒ずんだようになっていますが、これは内部にまでフザリューム菌が侵入しているためです。
葉がフザリューム菌に浸食されると水を吸えなくなってしまって枯れますが、茎が浸食されると水を吸えずにまだ無事な葉があっても枯れてしまうのでそこまで進む前に葉を切り落とす、もしくはフザリューム菌に侵されないように水のやり過ぎに注意することが一番大切です。

ルゾクトニア菌による立ち枯れ病

最期にルゾクトニア菌による立ち枯れについて解説していきます。
フザリューム菌と同じくルゾクトニア菌は細菌によって引き起こされる病気ですが、違いは発見される場所です。
フザリューム菌は感染すると葉が変色しましたが、ルゾクトニア菌は胡蝶蘭の根に感染するのです。
なのでフザリューム菌よりもかなり気づきにくい病気と言えるでしょう。
とは言っても根を掘り起こして毎日確認する必要はなく、葉の状態を確認することで見つけることもできます。
例としては葉にツヤがなくなり、しおれていきます。

これは根腐れと同じ状態で、対処は掘り起こして腐ってしまった根を切り落とすことが第一です。
その後は植え替えをして、風通しの良い場所に置いて上げましょう。

胡蝶蘭の葉の虫食いの症状と対策について

次に胡蝶蘭の葉に着く害虫について解説していきます。
胡蝶蘭の葉に虫食いがついていたら、すぐに害虫対策をしましょう。
害虫は虫食いのようにそれ自体が胡蝶蘭にダメージを与えるだけでなく、菌やカビなどを媒介することで病気にもかかってしまうのです。

なので見つけ次第すぐにでも害虫駆除をしなければなりません。
また全てに共通することですが害虫が胡蝶蘭に付かないようにするのが一番大事です。

このため、どうしても害虫がついてしまいやすくなる野外で胡蝶蘭を育てるよりも、室内で胡蝶蘭を育てる方が害虫対策はやりやすいです。
しかし室内で育てれば完全につかないということはないので、対処法をしっかりと学びましょう。
各害虫による症状だけでなく、それへの対策についてもお教えしていきますね。

カイガラムシ

カイガラムシは一見すると白い埃が付いているように見えますが、立派な害虫です。
カイガラムシはまだ小さい頃に風に乗って空中に浮かび、そこから付着して広がっていきます。
このため野外に置いておくと発生しやすいです。

しかし屋内の場合はカビのように発生することはないので、予防しやすくなります。
ですが感染した場合は対処が難しいのもカイガラムシの特徴です。
カイガラムシが付着していると栄養を吸い取られて葉が変色します。
まずカイガラムシをできるだけ取り除くために、綿棒を使って擦るように、しかし優しく落としましょう。

その後は薬剤を塗って、対処していきます。
ただカイガラムシは葉だけでなく根にも繁殖している場合があり、進行するととても対処が難しいです。
まずは空気中から媒介しないように、葉に着いたらできるだけ早く対処するようにしましょう。

コナカイガラムシ

カイガラムシと似た名前ですが、コナカイガラムシはその名前の通り粉のように見えるのが外見的特徴です。
白くてふわっとした粉で覆われているため、胡蝶蘭に付いているとすぐに分かるでしょう。
しかし葉の裏に付いていることが多いので、早急に発見するためにもできれば胡蝶蘭の葉は表も裏もチェックしてあげたいですね。

また珍しいパターンですが、花や根に付いていることもあるので油断はできません。
コナカイガラムシをそのままにしておくと糞便から菌が広まってしまい、病気の原因になってしまいます。
対処法はカイガラムシと同じで、綿棒などで除去してあげること。
除去した後は薬剤を塗布していきましょう。
カイガラムシもそうですが、害虫除去の際に無理やり行うと胡蝶蘭を傷つけて弱らせてしまうのであくまで優しく除去して下さい。

ハダニ

ハダニは小さい赤いダニです。
発生するのは主に梅雨明け、温度が高くなってきて乾燥してくると発生しやすい害虫です。
つまり胡蝶蘭を育てている環境だと、非常に発生しやすい害虫でもあります。
ハダニが発生した際は、まず葉の表面に白い斑点が見られるようになります。
また同時に葉の裏面の方がベタベタしている状態が見られます。
ハダニは胡蝶蘭に供給される栄養素を横取りして胡蝶蘭の成長を阻害するだけでなく、最終的に枯らしてしまう原因にもなるので早めに対処しましょう。

対処方法はハダニに寄生された部分に薬剤を塗布すること。
もちろん裏面にいたらそちらにも忘れずに。
ハダニは湿度に弱いので葉を濡れタオルでこまめに吹くこと、もしくは葉に水をスプレーすることでかなり予防できますので試してみてくださいね。

アブラムシ

4月半ばから発生するアブラムシは、農作物だけでなく胡蝶蘭にも被害を出す害虫です。
アブラムシは主に野外からやってきて寄生するので、室内に移すだけでもかなり被害は抑えられます。
しかし屋内に侵入してきて胡蝶蘭に着いてしまうとかなり大きな被害を出します。
アブラムシは葉というよりも、主に胡蝶蘭の花部分に付着します。

花弁が黄色く変色し、しおれていきます。
またつぼみ状態の胡蝶蘭の花に寄生されてしまうと咲かなくなったり、咲かないまま花がおちてしまうこともあります。
駆除には薬剤を塗布したり、もしくは牛乳をスプレーして駆除する方法もあります。
それとアブラムシは光を嫌うという性質があるので、アルミホイルなどを胡蝶蘭の鉢の下に引いておくというのも効果が期待できますよ。

胡蝶蘭の傷による痛みについて

胡蝶蘭が元気かどうか、何らかの異常がないかどうか確認するためには、胡蝶蘭の葉の状態を確認することが一番簡単で、分かりやすいです。
もし葉が変色していたり、枯れていたり、虫食いなどがあった場合はすぐに適切な対処をしなければいけません。
この対処をできるだけ早くすることで胡蝶蘭の状態を良い状態に保ちやすくなるのです。
しかし変色や枯れているなどの以上の他にもう一つ注意したいのが、胡蝶蘭に傷がついていた場合です。
胡蝶蘭の葉は張りがあってぷっくりしていますが、もしそこに傷があった場合はそこから弱ったり、病気が発生するなどのリスクが高まります。

そうなると胡蝶蘭自体も痛んでしまうので、葉を傷つけないようにすることはもちろん、傷があった場合は殺菌剤を塗布しておくなど清潔に保てるようにしましょう。

胡蝶蘭の直射日光による葉焼けについて

胡蝶蘭は熱帯地方の森の中に生息しています。
熱帯地方と言えば日差しも強く、とても暑い気候というイメージがありますよね。
しかし胡蝶蘭自体は直射日光にとても弱い植物なのです。
何故なら胡蝶蘭は森の中、木の根元に生息しているのでどちらかというと日陰でこそ生息する植物なのです。
そんな胡蝶蘭に直射日光を当て続けてしまうと葉焼けという現象を起こしてしまいます。
葉焼けを起こしてしまった葉は黄色や褐色に変色したり、乾燥して白くなったりします。
葉の状態も乾燥しているので張りがあるというよりも固い葉になってしまい傷付きやすくなるだけでなく、これをそのまま放置していると最終的に葉が黒くなってその部分は死んでしまいます。
こうなってしまった部分は切り取り、直射日光が当たらない場所に置き換えましょう。

胡蝶蘭の葉の異常について


胡蝶蘭が元気かどうか見極める時は、葉の状態をチェックするのが有効です。
その次に触って上げると感触で変化を感じられます。
しかしやはり視覚的に異変を感じるということは胡蝶蘭に何らかの異常、変化があるということですから、できるだけ早く対処して上げましょう。

胡蝶蘭の葉の異常で見かけやすいのは、やはりその色の変化です。
黒ずんでいたり、白くなっている時は大きな以上のサインですから対処をしなくてはいけません。
黒ずんでいる場合は炭疽病という病気の可能性が大きく、白くなっている場合は葉焼けからの異常であると見受けられます。 早く色の変化に気付くことができればそれだけ早く胡蝶蘭を健康に戻してあげられるので、胡蝶蘭を長く楽しむために葉の状態には気を配ってあげて下さい。

胡蝶蘭の葉の色の変化による理由


胡蝶蘭の葉の異常に付いて話しましたが、葉の色の変化と言っても色々な変化があると思います。
もちろん前述したように黒かったり白かったりすればそれは病気のサイン、病気になる前のサインと言っても過言ではありません。

しかし、もしそれ以外の変色が起こっていた場合はどうでしょうか?
どんな状態でどんな変化が起こっているのか分からなければ正しい対処ができません、つまり葉の色でどのような対処が必要なのかと同じように、葉の色の変化で胡蝶蘭がどんな状態なのか知ることも同じくらい大切なのです。
例えば木の紅葉は葉の色が変化していますが、決して異常が起こっている訳ではありません。
そんな一例も挙げながら、胡蝶蘭の色の変化とその理由について解説していきたいと思います。

葉が茶色

葉が茶色になっている場合は、多くの場合は葉焼けの症状です。
その部分に直射日光が当たって、刺激を受けてから見られる症状の一つですね。
直射日光に弱い胡蝶蘭の鉢を、直射日光が当たる場所に置いていてはいけません。
このままにしておくと葉焼けはどんどん進行していき、最終的にその部分が壊死してしまうことも考えられます。
進行してしまうとその部分を切り落とすことしかなくなりますが、進行する前なら胡蝶蘭の鉢を動かして直射日光が当たらない場所に動かす、もしくは直射日光が当たらないようにレースカーテンなどを利用するのも良い方法です。
それ以外でもカイガラムシなどの被害を受けている場合、茶褐色に変色することがあります。
この場合は駆除が必要になるので、現在の状態を見極めて対処をして下さい。

葉が赤

葉が赤い状態になるというのは、殆ど見られない状態です。
ただ緑色の葉が赤くなっているというのは、色素であるアントシアニンが生み出されているということが考えられます。
アントシアニンはただ赤い、もしくは紫色の色素ではありません。
温度が下がってきた時、強い光の刺激に対して胡蝶蘭が身を守るために分泌している色素です。
つまり胡蝶蘭の防衛本能によって起こる変化です。
なので胡蝶蘭としては正常に防衛本能が働いていると言えますが、逆を言えば防衛本能が働く環境にある可能性があるということです。

胡蝶蘭の鉢は今どのような状況にあるでしょうか?
強い光が当たる場所、もしくは寒い状態に置かれていないでしょうか?
この色に変化した時は、まず胡蝶蘭の鉢の置かれている場所を見直してみましょう。

葉が紫

葉が紫になることは、葉が赤くなる状態と非常に酷似している状態と言えます。
つまり温度が下がっているか、強い光を感じてアントシアニンを分泌して葉を守ろうとしているということです。
一例として上げると胡蝶蘭の花がピンク色の花は、アントシアニンを分泌した時に葉が紫色になりやすいと言われていますが、あくまで一例です。
葉の状態を確認したら、胡蝶蘭が置かれている状態も確認してみましょう。
例えば窓辺に置いているから暖かいと思っていても、深夜になれば温度が下がってしまって思っているよりも寒い状態に置かれているということも考えられます。

胡蝶蘭は環境の変化に敏感な花ですから、まず現状を見直して、どこか問題点はないか調べて上げましょう。

胡蝶蘭の葉が変形してしまった

胡蝶蘭の葉の異常として目に見えて分かる変化は、色の変化だけではありません。
葉の変形というのも、立派な異常です。
胡蝶蘭の葉は元気な状態だと張りと艶があって、ふっくらとしています。
そして適度に広がって、光と水を吸収しています。

そんな胡蝶蘭の葉が変形した場合と、その変形している状態がどんな状態であるか、そしてその状態になっていた場合はどのような対処をしていけばいいのかを説明していきたいと思います。

胡蝶蘭の葉は光や水を吸収するためにも必要不可欠な存在、それが変形しているということは現在の状態に異常があるからこそ胡蝶蘭の葉は変形しているのです。

もし胡蝶蘭の葉の変形に気付いた時は、できるだけ早く対処して胡蝶蘭を元の元気な状態に戻して上げましょう。

葉が丸まる

もし胡蝶蘭の葉が丸まっていたら、まず考えられるのは水不足です。
胡蝶蘭の花はそこまで水を必要としません。
逆に水の上げ過ぎで枯れてしまうことがあるくらいです。
しかしだからと言って水を全く必要としない訳ではありません。
水不足になってしまうと葉っぱから張りが失われ、丸まってしまいます。
もう一つの原因として、日光不足も考えられます。
直射日光が当たらない場所、明るい日陰に移して上げると良いでしょう。
と言っても、どちらが胡蝶蘭の置かれている状態か区別が付きにくいということもあるでしょう。
その場合は明るい日陰に移しつつ、スプレーなどで水を上げて水不足の解消も同時に行いましょう。
この状態で様子を見ながら育ててみて下さいね。

葉にシワができる

胡蝶蘭の葉にシワができる、シワができるようにふにゃふにゃになっている場合は、水不足、そして根腐れが原因として考えられます。
水不足の確認は植え込み材を触って確認するのが良いでしょう。
植え込み材は乾いていませんか?
胡蝶蘭は水の上げ過ぎは良くないので、植え込み材が乾いてから水を…と言われています。
しかしこの調整が難しく、植え込み材が乾きすぎていると植え込み材自体が水を擦ってしまって胡蝶蘭まで水が行き渡らず、水不足になってしまうことがあるのです。

根腐れの場合は暖かい部屋での植え替えを行う必要があります。
もし根が根腐れを起こして真っ黒になっている場合は、消毒した鋏で切り取ってから植え替えを行って下さい。

胡蝶蘭の葉が元気がない時に見るべきところ

胡蝶蘭が元気で健康でいるかどうかをチェックする時は、まず胡蝶蘭の葉をチェックしましょう。
そしてもし元気でなければどうしたらいいのか?
まず色の変化、茶褐色になっている場合は葉焼けが考えられます。
黒い斑点があれば炭疽病などの病気が考えられるでしょう。
裏面も見るようにして下さいね、こちらに害虫が潜んでいることもあるからです。
また葉が乾燥している時は水不足という可能性も有り得ます。
胡蝶蘭は水のやり過ぎは良くありませんが、全く水を必要としない訳ではありません。
状況によっては周囲の温度や湿度の影響から想像以上に胡蝶蘭の状態が乾燥してしまっていて、乾燥状態から葉が元気を失ってしまうこともあるのです。

その他にも葉に元気がないと感じた時に見るべきところを解説していきたいと思います。

葉の薄さ

植物の葉と言われると薄い葉を想像してしまいますが、胡蝶蘭の葉はぷっくりと張りのある肉厚の葉をしています。
胡蝶蘭の葉はこの肉厚の葉に水と栄養を貯めて、成長していくのです。
つまり胡蝶蘭の葉は貯蔵庫の役割をしているということですね。
では葉が薄くなっているというのはどういうことか、想像が付くと思います。
普段は厚い胡蝶蘭の葉が薄くなっていっている、これはつまり水か栄養素が不足しているということになります。
多くの場合は水不足で張りを失っていることが多いですね。

水不足を解消するには水をそのまま上げるのではなく、より吸収しやすくして上げるために葉にスプレーを使って水を吹き付けるように上げると効果的なので試してみて下さい。

葉の枚数

胡蝶蘭の葉の枚数は、とても重要です。
胡蝶蘭は葉に水や栄養素をため込みます。
そしてその栄養を使って花を咲かせます。
つまり葉が少ないということはそれだけ胡蝶蘭が保持している栄養も水も少ないということです。
花を咲かせるという行為には非常にエネルギーを使用しますから、足りなければ花を咲かせることはありません。
そればかりか最終的には枯れてしまうこともあるのです。
なので胡蝶蘭の葉の枚数はチェックをしましょう。
通常、胡蝶蘭の葉は4枚ほどです。

元気ならこれ以上の枚数を付けることもあるようですが、付けても一番下の葉は落ちてしまうことが多く、4枚を維持するように生育するようです。

この4枚を目安に胡蝶蘭を育てて、綺麗な花を咲かせてみましょう。

胡蝶蘭の葉の育て方

胡蝶蘭をより元気で長持ちさせるには、世話の仕方にポイントがあります。
胡蝶蘭は元気にしていれば毎年花を付けて私たちを楽しませてくれますが、そのために大切なのは花を育てるのではなく「葉」を育てることにあります。

実は胡蝶蘭のあのぷっくりと張りがある深いグリーンの葉は、胡蝶蘭にとってとても大切なもの。
水や栄養を蓄えている貯蔵庫のようなものなのです。
なのでこの葉が十分に育っていなければ胡蝶蘭は花を咲かせることができなくなります。
もしくは最悪の場合、枯れてしまうことも十分にあり得ます。
つまり胡蝶蘭を十分に楽しむためには、胡蝶蘭の葉を元気に育てることが重要なのです。
そこで胡蝶蘭の葉の育て方を解説していきたいと思います。

胡蝶蘭の葉の手入れ

胡蝶蘭の葉を元気に育てるには、正しい胡蝶蘭の葉の手入れを学ぶことが大事です。

胡蝶蘭の葉の手入れと言っても別段難しいことはありません。
守るべきポイント、してはいけないポイントをしっかりと知りさえすれば胡蝶蘭の葉の手入れは決して難しいものではないのです。

むしろ胡蝶蘭の葉の正しい手入れの仕方を知って実践していくことで、胡蝶蘭を育てるのが難しい、胡蝶蘭を上手く育てられたことがない、そんな人でも胡蝶蘭を無事に育てられるようになるでしょう。

そんな胡蝶蘭の葉の手入れには「葉水」「剪定」「掃除」「向き」「殺虫剤」といくつかのやり方があります。
ポイントポイントを押さえて、正しいお手入れの方法を学んでいきましょう。

葉水

まずは「葉水」です。 これは胡蝶蘭を育てていく上ではかなり重要なお世話の方法です。
とは言ってもやり方は非常に簡単で、水をスプレーして葉に直接与えるようにするだけです。
このやり方は胡蝶蘭が水を吸収しやすくなり、過剰な乾燥を防ぐだけでなく、植え込み材に余計な水が溜まらないことから根腐れの原因を解消することもできるという胡蝶蘭にとってかなりベストな水やり方法です。
それに1枚1枚に水をスプレーしていくことで、葉のチェックも同時にできるというメリットもあります。
このため胡蝶蘭についている害虫や、病気などに気付きやすいのですね。

葉水をする際に気を付けたいのは、寒い時期に冷たい水をそのままスプレーしないこと。

少し温めてスプレーしないと胡蝶蘭が寒さで弱ってしまうので気を付けて下さいね。

剪定

胡蝶蘭の葉が枯れてきた……と思ったら、その下から新しい葉が育ってきた。
そういう場合は剪定を行うのが正しいのか?しない方がいいのか?
結論から申し上げますと剪定をする必要は殆どありません。
胡蝶蘭の葉を剪定する必要があるのは、病気になって壊死してしまっているなどの状態である時だけです。
古くなった葉が枯れて新しい葉が出てきた時は、古い葉の養分を移している状態にあります。
その途中で切ってしまうと、満足に移しきれないままになってしまうこともあるんですね。
なのでそのまま見守っておきましょう。

十分に養分を移し終えると、古い葉は自然と落ちていきます。
これは胡蝶蘭が元気に育っていれば自然と起こるサイクルなので、気にする必要はありません。

掃除

葉を元気にするには、掃除をして上げるのもポイントになります。
胡蝶蘭の葉は肉厚で、そのままにしていると埃などが積もってしまっていることが多いんですね。
このままだと不衛生なだけでなく、カビが蔓延してしまったり、光合成や水の取り込みなどが上手くいかないこともあります。 そのため、定期的に掃除をして上げるのが良いのです。

掃除のポイントはまず頻繫にする必要がないということ。
頻度は1週間に一度程度で大丈夫です。

そしてやり方のポイントとして、胡蝶蘭を傷めないようにするということです。
方法としては固く絞ったタオルなどを使って、葉を優しく拭いて上げましょう。

強くやり過ぎると葉を傷つけてしまうだけでなく、葉が折れてしまうこともあるのであくまで優しく丁寧にがポイントになります。

向き

胡蝶蘭の葉は光を受けるようになっています。
直射日光が当たってはいけない胡蝶蘭ですが、決して光が必要ない訳ではありません。
しかし直射日光が当たってしまわないように一つの日陰に置きっぱなしになっていると、光が吸収できる方に葉が咲こうとして同じ向きで重なったように葉が付いてしまうことがあります。
なのでたまには葉を動かすために、場所を動かして上げると良いでしょう。
また重なっている葉はそこの通気性が悪くなりやすいので、風通しも良くして上げる必要もあります。
それと気を付けたいのが葉の根元、ここに水が溜まっていないかのチェックも欠かさないで下さいね。
重なっている葉に葉水をすると下の葉にもスプレーで水がかかって水のやり過ぎになるケースもあるので、葉の状態を確認することをポイントにして下さい。

殺虫剤

胡蝶蘭にもし虫がついていたら……害虫ですから、早急に対処しましょう。
害虫をそのままにしていると害虫に齧られて弱ってしまうだけでなく、害虫が糞便などをすることで胡蝶蘭にカビや病気が蔓延してしまうのです。

そしてそういう時に使われるのが殺虫剤。
しかし胡蝶蘭の殺虫剤には、選び方に注意があります。
例えばカイガラムシ、胡蝶蘭以外の植物にもつくことがある害虫です。
そんなカイガラムシの殺虫剤として良く散布されるのが石灰硫黄合剤などですが、これは胡蝶蘭に対して強力すぎて有害となります。

きちんと胡蝶蘭に使えるかどうかを調べてから散布することが重要なんですね。

一例ですが、スプラサイト、オリオンなどの殺虫剤を利用します。

既定の利用方法を守って駆除を行って下さい。

胡蝶蘭の葉の鉢植え

胡蝶蘭と言えば華やかで大きな花が鉢植えになっている姿を想像する人が多いのではないでしょうか。
しかしその花も時期が過ぎれば枯れて、落ちてしまいます。
ですが胡蝶蘭はそれまでではありません。
葉だけになった鉢植えもまた、胡蝶蘭の鉢植えとして育てていくことができます。
葉だけになった胡蝶蘭は世話を続けることでまた花を咲かせてくれます。
ここで気を付けるのは胡蝶蘭の花が終わってしまった鉢植え、葉だけになった鉢植えの胡蝶蘭は弱っている状態です。
花を咲かせるというのはとてもエネルギーを消費しますからね。

葉だけになった鉢植えは休眠状態にありますから、過剰に水を上げたり、肥料を与えたりするのは厳禁です。
優しく手入れをしながら、見守る気持ちで育てて上げましょう。

胡蝶蘭の葉の増やし方

胡蝶蘭はその肉厚な葉に養分と水をため込みます。
そしてそのエネルギーを利用して、花を咲かせるのです。
つまり花が咲くには十分に葉が成長していなければなりません。
なので胡蝶蘭を育てていく上で、葉を増やすのはとても重要なことなのです。
一般的に葉は4枚ほどあれば十分に成長しています。
では葉が4枚以下、1枚になったりした場合はリカバリーできないのか、と言うとそうではありません。
直射日光が当たらない場所で、風通しがよく20度前後の温度を保ち、定期的に葉水をしながら育てていきましょう。
肥料を与えると逆に弱ってしまうので与えないように。

そうしていると花芽のように葉の上の方に小さな葉の芽が出てくるでしょう。
葉がなければ花は咲きませんが、葉を回復させることができれば花はいずれ再生します。
葉が枯れても諦めずに葉の状態を確認しながら、世話を続けていくことが胡蝶蘭との上手な付き合い方なんですね。

[胡蝶蘭/育て方]季節ごとの管理(置き場所・温度・水やり・肥料)/二度咲き・植え替え方法とタイミング

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