観葉植物のおすすめを紹介!おしゃれでインテリアにも人気

観葉植物おしゃれなオンテリアとしても
観葉植物が部屋にあると、その緑色に自然を感じることが出来ます。最近では多肉植物も人気ですが、観葉植物が部屋の中に自然があると、気持ちが癒されますね。人間もまた、自然の中の存在なのだと感じます。
置くスペースが無くても、観葉植物は大きさも色々なので、低木のものやミニチュアのものを選べばOKです。ここに緑が欲しい、と思う所に、好きな観葉植物を置けば部屋の雰囲気が変わり、気分も上がります。また、形を整える為に剪定を行うなど、育てる楽しみも味わえますよ。
大きさ別の置き方
・観葉植物で部屋をお洒落にするコツは、まず大きさに依って飾る場所を決めることです。大型の鉢植えの観葉植物なら、鉢の周囲に余裕がある広々とした空間に置きましょう。周囲の空間の中に、シンボルツリーとして置きます。大きな植物のそばに家具があると、見た目がゴチャゴチャとしてしまい、部屋が狭く感じられてしまいます。そうならないように、背丈が高くなる観葉植物の周りには物は置かず、空間のゆとりを楽しむようにしましょう。・中サイズの観葉植物は、壁に作った棚やサイドボードの上にさり気なく飾るのがお洒落です。存在を主張し過ぎず、ふと目がいった時に、その緑に気付く、という役割が合っています。植物というだけでなく、インテリアグリーンとして見ることが出来ますので、サイドボードの色や、隣に置くものの色なども考えて選ぶと良いでしょう。・また、小サイズやミニチュアサイズの観葉植物は、シンメトリー(左右対称)に配置すると、部屋に安定感をもたらすことが出来るので、より精神的にリラックス出来る部屋となります。是非試してみて下さい。
育て方が楽な物が多い
観葉植物は、熱帯や亜熱帯地方が原産のものが多いので、寒さにだけ気を付ければ、後はたいして手が掛からないのも魅力です。1人暮らしの方が、3~4日旅行や出張に行っても、帰宅した時に枯れていた、ということはまずありません。家を空ける場合、真夏だけは日差しの強い窓辺を避け、部屋の中央に置き、換気扇を回しておけば、風通しも良くなるので元気でいてくれます。観葉植物は、熱帯や亜熱帯の林の中で育つので、意外と直射日光を嫌います。ですから、普段からレースのカーテン越しの日差しで充分です。水やりも、土の表面が乾いたら、鉢の底から水が出る程たっぷりと与えます。水が鉢の中を通ることで、観葉植物が植えられている土の中に酸素が通って、植物がより元気に育ちます。間違っても、鉢底のお皿に水を溜めておくようなことのないようにしましょう。根腐れを起こしてしまいます。
ベランダでも楽しめる
マンションや部屋が狭い場合は、ベランダでも楽しめるのが観葉植物の良さです。ベランダで育てる観葉植物は、まず暑さと冬の寒さに強い種類を選ぶことが大切です。室内と違い、レースのカーテンがないので、なるべく暑さに強い種類を選ぶか、日よけを設けてあげると良いでしょう。冬は寒くなり過ぎないように、出来れば南向きのベランダが向いています。また、ベランダには大抵エアコンの室外機があるので、室外機から噴き出す風が直接当たらない場所に置いてあげるようにしましょう。室外機の風は乾燥しているので、そのままにしておくと観葉植物は枯れてしまいます。
ベランダに向いている観葉植物5選
1.アイビー アイビーは可愛くて、葉が垂れ下がるタイプの観葉植物です。葉は、形も色々、また斑入りのものがあったりと、沢山の種類があるので、自分の好みのアイビーがきっと見つかります。ベランダで鉢に植える時は、葉がどんどん伸びて垂れ下がるので、棚の上に置くと良いでしょう。また、好きな長さで葉を切ったり、どんどん株が増えるので、増え過ぎないように間引きをしたりすると、好みの形に育てられます。 2.オリーブ オリーブは、庭や玄関先に地植えされているのをよく見かけると思います。それだけに、冬の寒さにも強く、―2~3℃までなら耐えられます。オリーブは地植えだと樹形が整えにくい植物ですが、植木鉢に植えると、鉢を時々回すことで均等に日光を当てられるので、樹形を綺麗に整えられます。また、元気で枝がどんどん出てくるので、大きくなり過ぎないように、剪定はこまめに行いましょう。 3.ソテツ 繊細な細い葉が南国らしい雰囲気を持つソテツ。ソテツも観葉植物の中では、寒さに強い方なので、ベランダでも育てられますが、冬の間は室内に入れた方が無難です。 4.ホンコンカポック ホンコンカポックは、丸みのある葉を持つ、丈夫な観葉植物です。葉も茎も成長が早いので、剪定することに依って好きな高さ、樹形をキープすることが出来ます。 5.ゴールドクレスト ゴールドクレストは、生垣にも使われるので高く育ちますが、ヨーロッパでもクリスマスツリーの代わりに使われることもある程、寒さにも強い品種です。防虫効果があるので、虫害の心配はまずありません。大きくなり過ぎないように、ベランダの置き場所や空間を考え、成長期には行うようにしましょう。
観葉植物は風水で運気アップも出来る
観葉植物は、風水から見ても、置くと良い場所があります。運気を上げたいと考えているなら、以下を参考にして、観葉植物で家の中の悪いものを払い、良い運気を取り入れましょう。
玄関
玄関は、家の中に良い気も良くない気も入って来る重要な場所なので、常に綺麗にしておくことが大切です。そして、そんな玄関に置くのに相応しい観葉植物は、明るい感じがするものや、葉先が尖っていて、邪気を払ってくれそうなものです。カーテン越しの日光を当てる為に、窓から日が入る場所に置くようにしましょう。 ・サンスペリア 広めの葉の先端がシュッと尖っている点や、葉が真っ直ぐ上を向いている点が剣の様に見え、いかにも邪気を払ってくれるように見えるのがサンスペリアです。育てやすいので、新築祝いに贈っても喜ばれます。 ・モンステラ 流行りのモンステラは、葉の形を好む人が多く、衣服やカーテン、クッション等、様々なデザインにも使われていますね。この丸くて切り込みのある大きな葉が、明るく開放的である為、「陽」の気を取り入れてくれます。
トイレ
トイレは家の中で、最も不浄な場所とされます。それだけに、毎日掃除をして、悪い気を追い出すようにしましょう。そんなトイレにこそ、悪い気を払ってくれる観葉植物を置きたいものですね。トイレはあまり大きな窓を付けることがないので、耐陰性の観葉植物がお薦めです。また、トイレに緑があると、清潔感も出してくれるので、観葉植物や花を置くこと自体がお薦めです。 ・ポトス ポトスは耐陰性も強く、また生命力に溢れているので、悪い気を遠ざけると同時に、明るい気を呼び込んでくれます。ぐんぐん育っていくポトスを見ていると、こちらも元気をもらえます。 ・サボテン サボテンには、ご存知のように鋭いトゲがあります。このトゲこそ、邪気を払ってくれるので、サボテンは頼もしい観葉植物です。水も頻繁に与える必要がなく、手が掛からないので世話も楽です。 ・アイビー アイビーは耐陰性が強いので、日当たりの良くないトイレでもよく育ってくれます。トイレは、あまり広くない家が多いと思います。アイビーはツルが伸びていくので、小さ目の鉢に1枝だけ挿しておき、ツルも一定の長さに抑えるように切って行くと良いでしょう。窓のないトイレの場合は、観葉植物を週に一度くらいの割合で、日光に当ててあげましょう。
リビング
リビングは家族が集まる場所ですから、リラックス効果のあるものや人間関係を良好にしてくれる観葉植物が向いています。リビングは日当たりが良い家が多いので、観葉植物にとっても育ちやすい場所です。 ・パキラ 観葉植物の中でも人気が高いのがパキラです。数本の枝を捻じれるように絡ませたものがよく売られています。その先に大きめの手の平の様な形の葉が茂り、インテリアとしても綺麗な形状をしています。耐陰性もあるので、リビングの反日陰の場所に置きたい場合も大丈夫です。 ・ベンジャミンバロック ベンジャミンバロックの特徴は、3~4cmの葉がくるっと輪になっている点です。新しい葉は明るい緑、古い葉は落ち着いた深い緑、とそのコントラストも面白いです。このベンジャミンバロックは枝や葉が下を向いています。丸い葉が下を向いていると、風水的には癒しの効果があるとされます。また、ベンジャミンバロック自身が優しい気を持つとされ、人間を明るく前向きにしてくれるので、人間関係もスムーズになっていきます。
子供部屋
親なら誰でも、わが子の健やかな成長を祈るものです。観葉植物は、悪い気を吸い取り、癒しを与えてくれるので、子供部屋にも是非置きたいものです。特に、子供部屋では、観葉植物は南や部屋の角に置くと、お子さんの運気がアップします。 ・青年の樹 ユッカとも呼ばれるのが青年の樹です。幹の途中や先に細長い葉が茂り、いかにも活発で生きる力に満ち溢れた様子をしています。それだけに、青年の樹は魔除けや厄除けの働きをする観葉植物です。お子さんを邪気から守り、元気に成長してもらう為のサポート役にはピッタリです。 ・パキラ 一方パキラは、癒し効果と安定効果があります。そして、成長運を伸ばす効果もあります。パキラの生気が、お子さんの精神を安らかにし、勉強にも落ち着いて取り組むようになっていきます。
寝室
寝室は、1日の疲れを癒し、翌日への英気を養う場所です。ですから、風水としては、観葉植物も癒しやリラックス効果を持つものを置くようにしましょう。 ・ガジュマル 生命力の強さは、観葉植物の中でもダントツなのが、ガジュマルです。カンボジアのアンコールワット遺跡に絡みついている太い根は、ガジュマルのものです。観賞用の小さなガジュマルも、茎から太い根(気根)が4~5本下へ向かって下がり、その上に楕円形の葉が生えます。元は高木ですので、室内に置く場合は適当なサイズを選んで下さい。ガジュマルはリラックス効果が高い観葉植物です。特に、寝室のインテリアと合う色の鉢に植えると、より快適な睡眠を得ることが出来ると同時に、金運の上昇も期待出来ます。 ・モンステラ モンステラの大きな葉は、特に目のリラックス効果がある他に、加湿効果もあります。また、人間は寝ている間の方が、昼間より良いエネルギーをよく補充します。モンステラは、リラックスパワーが強いので、寝室に置くのに適しているのです。また、リラックス効果だけではなく、開運、恋愛運金運などの運気も上げてくれます。また、反日陰でも育つ点も、寝室に向いています。
キッチン
キッチンは、風水では「火」と「水」という相反する気が共存するので、気が乱れやすい場所です。それだけに、観葉植物で、気を整えることは開運を招く上でも大変重要なことです。気が乱れた場所で作られた料理は、作る人も負担を感じているので、食べてもあまり身に付かない、という結果になってしまうのです。美味しく、エネルギーに満ち溢れた食事を取らないと、運気を上げることも難しくなってしまいます。だからこそ、キッチンには観葉植物を置くことがお薦めなのです。最適なのは、「火」と「水」、両方を取り持てる「木」の気です。木の気を持つ観葉植物を、火のコンロと、水のシンクの中間点に置くと、バランスが取れるので風水的には最適な場所と言えるでしょう。1つ、気を付けたいのは、水回りには、火の気を持つプラスチック製品を置くのは、あまり良くありません。観葉植物の植木鉢には、陶器製のものを使った方が運気も上がります。 ・ペペロミア 小柄な観葉植物なので、狭い窓辺にも置くことが出来ます。ペペロミアの丸い葉が、火と水の気に依る乱れを中和する効果があります。ペペロミアは、世界で1,000種類はあると言われており、葉が肉厚の小さなものもあれば、普通の厚さの葉である程度の大きさがあるものまでいろいろです。 ・ナギの木 ナギの木は日本では昔から神の木として、崇められてきました。神社の境内でもよく見る木なので、縁起の良い植物とされています。また、表裏とも綺麗な緑色をしているので、正直、という意味も持っています。神の木でもあり、火と水を上手に中和してくれます。
浴室
浴室は、健康運に強く作用する場所です。また、水を使う場所なので、水垢が溜まりやすかったりカビが生えやすいですが、汚くしておくと美容運が下がって肌がトラブルを起こします。また、シャンプー、ソディソープ等が整理されていないと金運が下がってしまいます。鏡も曇らせないように、ちゃんと磨いておきましょう。浴室も、清潔を保つと共に、観葉植物を置くことで、運気を上げることが出来ます。 ・アジアンタム 葉の緑が若々しく、元気に育つアジアンタムは、悪い気や陰の気を吸収する力が強く、また幸運を呼ぶ効果にも優れています。悪い気が溜まりやすい浴室には、アジアンタムを置いて、良い気を満たすようにしましょう。 ・ポトス 葉に丸みがある観葉植物は、浴室の悪い気を払ってくれると言われます。アジアンタムもポトスも丸みのある葉をしていますね。もし、浴室の窓辺に、観葉植物を置くスペースが無かったら、天井から吊るしても効果は変わりません。
観葉植物の基本的な育て方
観葉植物は、日本の植物と違い、原産地は熱帯や亜熱帯です。その為、日本の気候の中で育てるには、原産地になるべく合わせるようにします。しかし、ちょっとした工夫で済みますし、日本で何代も繁殖させてきた観葉植物ですから、日本の気候にも随分馴染んできてもいます。ここでは、観葉植物の基本的な育て方をご紹介したいと思います。
直射日光は避ける
観葉植物は、暑い気候の土地が原産地ですが、林の中で育つので直射日光に当たることは殆どありません。その為、半日陰でも育つ品種も多いのです。その為、家庭で育てる時も暖かく日当たりの良い窓辺に置くのが基本ですが、レースのカーテンを引いて、直射日光が当たらないようにします。直射日光が当たると、葉が焼けて黄色くなってしまいます。そして、そのままにしておくと枯れてしまう恐れがあります。特に、真夏は窓辺でも暑過ぎるので、窓から離すようにします。また、太陽は一方向からしか指してきませんから、鉢を時々回して、均等に日が当たるようにしましょう。
風通しの良い場所に エアコンの風に注意
室内で観葉植物を育てるなら、風通しについては、気を付けたいところです。カビや害虫の繁殖を防ぐ為にも、風通しは大切です。それから、夏や冬はエアコンを使うと思いますが、このエアコンの風が観葉植物に直接当たらないように注意しましょう。エアコンの風は冷房でも暖房でもかなり乾燥しています。原産地が湿度の高いところである観葉植物は、水やりはしていても、葉の乾燥にはよく気を付けて下さい。
水やりの仕方
観葉植物は、特に水の与え方がポイントとなります。種類に依って多少の違いはありますが、基本的な水やりをご紹介します。水は、観葉植物の鉢の土が乾いたら上げましょう。先述の通り、鉢底から水が出るくらいたっぷり与え、鉢底の皿に水が溜まらないようにします。毎日上げる必要はありません。観葉植物は根からだけでなく、葉からも空気中の水分を摂取しているからです。毎日水やりをすると、却って根腐れを起こし、枯れてしまいます。また、季節で見ると、夏は生育期ですから、1日に1回早朝か夕方に水を与えて下さい。春や秋は、土の表面が乾いたら与えます。冬は休眠期に入るので、土の表面が乾いてから、更に2~3日経ってから水やりをしましょう。
冬の温度管理
観葉植物は、冬の寒さに弱いものが多いです。その為、冬は室温が10℃を下回らないように管理しましょう。窓辺は夜冷えるので、寒い地方では観葉植物を部屋の真ん中に置き、その上から段ボールをかぶせる方法もあります。
初心者向けのおすすめ観葉植物 【厳選5】
観葉植物は世話が楽とはいえ、それぞれの成長に違いがあり、中には繊細で手を掛けて育てる必要のあるもののあります。初めて購入した観葉植物が、元気がなくなったり、枯れてしまったら悲しいですね。そうならない為に、手が掛からない観葉植物から育てるのが無難です。耐陰性があり、虫害や病気に罹ることが少ない、初心者向けの観葉植物をご紹介します。
ポトス
ポトスは観葉植物の中でも人気があり、葉の色も種類に依って様々なので、部屋のインテリアに合わせて選ぶことが出来ます。また、枝が下に向かって垂れるので、吊るして緑を楽しむことも出来ます。そのまま高く育てたい場合は、大きめの鉢の真ん中に「ヘゴ」を植え、その周りに2~3本のポトスを植えます。ヘゴとは、シダの幹の部分から作られた天然のもので、ホームセンター等で安く手に入ります。ポトスが絡まりやすい素材です。ポトスは枝から茎と葉を取り、それを水を張ったコップの中に入れておけば、1週間から10日程で根が出てきます。それを土に植え替えると、元気に育っていく、とても生命力の強い植物です。
シェフレラ
手の平を広げたような形の葉を持つシェフレラは、優しい感じがして好まれています。また、観葉植物の中でも、育てやすいのがシェフレラです。ミニチュアサイズで購入しても、3~4mまで育つので、剪定をしてお好みの高さに仕上げて下さい。日本でも暖かい地域なら、屋外での越冬が可能です。
パキラ
幹が編み込まれ、カエデの葉を大きくしたような5~9枚の葉を持つパキラは、お洒落なカフェなどでも見られる程、人気のある外見を持っています。育てれば10m以上になるパキラですから、室内で楽しむなら、剪定を忘れないようにしましょう。
ゴムの木
一昔前は、観葉植物と言えばゴムの木、と言う程、日本では昔からお馴染みの観葉植物です。文字通り、天然のゴムの原料が取れるので、ゴムの木と名付けられています。とても丈夫で、手入れも簡単なので、初心者向きです。また、ツル性で茂るタイプのゴムの木もあるので、何種類か揃えても楽しめます。どんどん育つので、剪定を行って下さい。
モンステラ
モンステラは、本来は2m位に育ちますが、一般に売られている種は「ヒメモンステラ」なので、そこまでは育ちません。耐陰性が強いので、あまり日当たりの良くない場所でも元気で育ってくれます。しかし、観葉植物ですから、日当たりがあまり取れない場所に置くなら、1週間に1度位の割で日光に当ててあげましょう。ベランダで育てるなら、冬は室内に入れます。
おしゃれで人気の観葉植物ランキング
数ある観葉植物ですが、その時代時代に依って流行も変わります。また、定番のものもあります。それでは、特に人気のある観葉植物を10種類挙げてみたいと思います。
10位 ウンベラータ
ハート形の大きな葉が可愛いウンベラータ。幸福を呼びよせるので、結婚祝いや誕生日祝いにもよく贈られています。耐陰性があり、寒さにも強いので、初心者でも安心して育てられます。
9位 オリーブ
平和と幸福の象徴であるオリーブは、憧れる人が多いです。古代から現代まで生き続けているだけに、オリーブは生命力が強く、元気に育ってくれます。室内の観賞用としては、結実しない種類が売られています。オリーブは日当たりを好むので、ベランダやカーテンを付けていない窓辺で日光をたっぷり浴びさせてあげて下さい。寒さにも強いので、-2~3℃位までは大丈夫です。本当に強いですね。尚、乾燥気味を好むので、水やりはあまり頻繁に与えないようにします。
8位 ペペロミア・フォレット
楕円形の葉に4~5本の筋が入っているのが特徴のペペロミア・フォレット。種類が観葉植物の中でも特に豊富なので、小さな葉で、ツルが下に垂れるタイプもあり、こちらは葉が真珠のネックレスの様に可愛いです。独特の形が多い割りに、存在感があるので、どんな部屋にも合うのがペペロミア・フォレットの魅力でもあります。ペペロミア・フォレットは、肉厚の葉に水分を含んでいるので、水やりは普通の観葉植物より少なめで大丈夫です。かえって、過湿に注意しましょう。また、他の観葉植物よりは日差しが苦手なので、窓辺よりは、部屋の中心のダイニングテーブルやサイドボードの上などに置くのがお薦めです。寒さにも弱いので、いつも窓から少し離れた所に置くようにしましょう。
7位 ユーカリ
ユーカリ油には、虫よけ効果や、リラックス効果、殺菌・解毒、更には香りを嗅ぐと鼻詰まりが解消する等、何かと役立つユーカリです。観葉植物としては、ユーカリは乾燥を好む植物なので、鉢の表面の土が完全に乾いてから水やりをしましょう。また、自然では70mを超えるものもあるので、観葉植物としても成長が早いです。自分の好きな高さに保つには、枝先にある芽を摘み取る「摘心」をこまめに行って下さい。また、風通しが良くないと、カイガラムシが付きやすいので、注意が必要です。
6位 アイビー
誰もが知っているアイビーは、寄せ植えにもよく使われていますね。家の外壁に這わせているお宅もあるでしょう。暑さにも寒さにも乾燥にも強く、耐陰性にも優れているので、鉢植えでも地植えでも丈夫に育ってくれる、殆ど手の掛からない観葉植物です。鉢植えの場合は、ツルが伸びてくるので、吊るして飾っても素敵です。丈夫なだけに増え方も早いので、好みの形を保つ為に、ツルの長さに注意しましょう。
5位 ミルクジャスミン
ジャスミンと聞けば、ジャスミンティーを思い浮かべると思いますが、ミルクジャスミンは、ジャスミンとは全く別種のものです。観葉植物としては大きめの、可愛らしい白い花を楽しめるのも、人気の理由です。ミルクジャスミンは、月夜に白い花びらから、柑橘系の爽やかな香りを放つことからつけられた名前です。緑だけでなく、花の芳香も楽しめる観葉植物です。
4位 ストレチア
別名「天国の鳥(Bird of Paradise)」と呼ばれるのがストレチアです。大きな細長い葉を持ち、その中にオレンジや紫の、極楽鳥によく似た花を咲かせることから、このような別名がつけられました。ストレチア・レギネという種類なら、花が咲きやすいので、花を楽しみたい方にはこちらがお薦めです。ストレチアは1m位が室内でも標準の高さなので、リビングなど、広い場所のポイントとして置くと、よく映えます。
3位 ドラセラ
ドラセラは、大きめの細長い葉が天に向かって元気よく生えているのが特徴です。乾燥気味を好み、またとても根腐れを起こしやすいので、鉢皿に水が溜まることがないように注意し、水やりも表面の土が完全に乾いて白っぽくなってからにしましょう。寒さには弱いので、夜間室温が10℃以下にならないように、窓辺から離すようにします。ドラセナは、原産地では2mにもなる高木なので、室内では大きくなり過ぎないように、定期的に剪定を行うようにしましょう。
2位 パキラ
手の平状の葉が茂り、部屋を緑で満たしてくれることで、人気なのがパキラです。また、幹は太い物と細い物がありますが、幹を捻じって三つ編み状に仕上げて売っているものもあり、こちらがお洒落で人気のタイプです。風水でも「発財樹」と呼ばれ、金運アップとしては第一に挙げられている、縁起の良い観葉植物です。葉のツヤを失わせないのが金運アップのコツなので、時々葉についた埃を拭いてあげましょう。パキラも生命力が強く、耐陰性にも乾燥にも強いので、育てやすい植物ですが、風通しの良さだけは注意して下さい。また、寒さには弱いので、室内で育てるのに向いています。
1位 ガジュマル
ぷっくらと膨らんだ根と椿や榊の様なツヤのある葉を持つガジュマルは、「幸福の木」として、日本でもとても人気のある観葉植物です。特に手入れが楽なので、初心者にもお薦めです。様々な樹形があるので、世界に1つも同じ形がない、とも言われます。購入する時から、好みの樹形に近いものを買うと良いでしょう。また、沖縄では、精霊キジムナーが宿る樹としても有名ですね。沖縄で見られるように、自然のガジュマルは、20m以上にも育ちます。しかし、家庭では新芽が出た時に切れば、それ以上大きくならないので、剪定の時期もわかりやすく、好きな樹形に整えられます。日本では、春から秋にかけては、ベランダや屋外で育てることが出来ますが、寒さには弱いので、5℃になったら室内に入れてあげましょう。