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胡蝶蘭の空中栽培の方法植え込み材を使わないで育てるには

胡蝶蘭の空中栽培 美しい胡蝶蘭は、お祝い事で贈る花として喜ばれ、最上級の華やかさを演出します。開店祝い、リニューアルオープンのお祝い等、大きな節目や一度きりのお祝い事にふさわしいお花です。
そんな胡蝶蘭ですが、鉢などを上から吊るし、浮かせて育てる「空中栽培」という方法があるのをご存じでしょうか?洗練され、スタイリッシュな雰囲気と、胡蝶蘭の優雅さが、良いバランスで空間に華を添えてくれる空中栽培は、インテリアとして愛されています。
ここでは、胡蝶蘭の空中栽培について、方法や、お手入れの際の注意点などをまとめ、ご紹介いたします。なお、胡蝶蘭の空中栽培の方法は何通りかありますが、ここでは植え込み材を用いずに育てる方法を紹介します。

胡蝶蘭の空中栽培とは

空中栽培は、天井から植物をそのまま、または鉢や容器から吊るして栽培します。
本来、胡蝶蘭は野生だと、根は木に絡み体を支えるためのものであり、土の外に出ています。栄養を吸収する役目はあまりなく、栽培するうえでも土で育てると根腐れを起こしやすい植物です。そのため、胡蝶蘭は土を使わない空中栽培が向いていると言えます。
空中栽培のうち。水苔やバークチップといった植え込み材を用いずに栽培する方法は、より初心者向きの方法です。

胡蝶蘭の空中栽培の準備 吊るし紐の準備

胡蝶蘭を育てる際に、吊るす場所をまず決めます。風通しがよく、直射日光が当たらない、カーテン越しに光の当たる場所が最もよいです。気温は22度前後、湿度は60%~80%の間で調整することが望ましいです。
吊るす場所が決まったら、その場所の天井に、フックを取り付け、そこにワイヤーを下げるか、カーテンレールに紐を括り付けることで、吊り下げる準備をします。紐の末端で、胡蝶蘭の根元を直接縛るか、鉢に紐を結びつけるかの方法で、胡蝶蘭を浮かせられるようにします。胡蝶蘭の根は太めで、しっかりとしてはいますが、紐をそのままつけてしまうのは危険です。水苔をつけたまま鉢を取って、そのあと紐で括り、カーテンレールなどに吊るします。

胡蝶蘭の空中栽培の準備 根の処理

胡蝶蘭を、植えられている鉢植えないしはポットから取り出し、水を張ったバケツなどの容器につけて、土やチップを洗い流し外します。水苔は取ってしまわないようにし、そのままくくり、くくった部分を、吊るした紐とつなげ、ぶら下げれば、完成です。
植え込み材がある場合、ない場合、どちらも栽培可能ですが、植え込み材がない場合のほうが、栽培が楽だと感じられる方が多いようですので、水苔を残した根のみを吊るすのがよくとられる方法になります。

胡蝶蘭を空中栽培する際の育て方・水やりの仕方

胡蝶蘭の空中栽培の水やり 胡蝶蘭の空中栽培は、一つ一つはとても簡単ではありますが、マメさが必要になります。定期的な根っこへの水やり、葉水、お手入れが必要になります。空中栽培すること、また根がミズゴケに埋まっていないことで、根が乾きやすいので、少しずつこまめに水分を与え、乾燥を防ぐ必要があるのです。

根っこの水やりは、毎日夕方に行ってください。なぜ夕方かというと、胡蝶蘭は昼間は気孔を閉じて、水分を蒸発させないようにし、夜に水分を吸収する性質があるからです。そのため、日が落ちてから水を与え、水が吸収できるようにするのです。

根っこへの水のやり方ですが、まず、吊るしていた胡蝶蘭の紐をほどき下ろします。外した胡蝶蘭を、水を張ったバケツに、根だけを浸します。浸す時間は、およそ10~20分です。その後、再び紐と結び吊り下げれば、水やりは完了です。
自宅の湿度や室温などによって、水やりの頻度は変化することがありますので、様子を見ながら回数、頻度を調整してみてください。 葉水は、1日に2~4回行います。葉の表だけでなく裏にも、霧吹きで水を吹きかけるようにしましょう。 お手入れですが、時々葉の様子を確認して、葉が黒くなったり、しわになったりしていないかを見てあげる必要があります。
健康な胡蝶蘭の葉は、触るとみずみずしいハリを感じます。逆に、しわがある場合は、葉の病気や水枯れ、葉焼けなどが考えられますので、すぐに対処するようにしましょう。特に葉の病気を放置してしまうと、そこからカビになってしまったり、茎にまで侵食してしまったりするので、注意が必要です。水をやるときに、葉っぱの状態を確認することをお勧めします。 また、本来胡蝶蘭の葉は、大きすぎず、引き締まって上向きになっているのですが、 葉が過剰に大きくなったり、広がってしまうということは、光合成を求めている状態といえます。一刈が十分でないことを意味していますので、吊り下げる場所の日当たりを確認し、調整するようにしましょう。 逆に、日当たりがよすぎる場合も調整が必要です。もともと熱帯の植物とはいえ、森の中で生息する植物ですので直射日光には強くありません。直射日光で黄色や褐色に葉焼けしてしまうことがあるので、間接的に光が当たる場所に吊るすようにしましょう。 万が一葉焼けした場合は、放置せず、切り取る必要があります。

空中栽培のメリット

胡蝶蘭を空中栽培することには、たくさんのメリットがあります。土に植え、鉢で育てるよりも、むしろ空中栽培のほうが向いていることも多くあります。

第一に、インテリア、見栄えの面で大変美しく、人気が高い点があります。最近では「浮かせる収納」などが流行していることからも感じられる通り、最近は住居や空間のデザインは、床になるべく物を置かずすっきりさせ、広く空間を工夫して美しさを追及したり機能的に利用することがよしとされる風潮があります。
空中栽培によって、鉢を置いていた分のスペースがすっきりとし床が広くなること、空間的な配置を意識できることによって、空間的な解放感を演出することができます。

そして、育てやすさの観点でのメリットもあります、空中栽培で土を使わずに育てることで、根が直接見えるようになります。そのことで、根が乾いているか、湿っているかを目で確認することができるので、水を与えるタイミングが分かりやすくなります。
胡蝶蘭は水をやりすぎるなど、タイミングを誤ると根腐れを起こしやすいので、水やりのタイミングが分かることで、胡蝶蘭を健康に、美しく保ち続けることができます。 また、もともと胡蝶蘭は野生では、根は体を支えるために木に巻き付く形で伸び、土の上にあるものなので、空中栽培をすることは本来の野生の状態に近づけることを意味します。そのため、より胡蝶蘭の本来の健康的な姿を楽しむことが可能になります。 また、温かい空気は上に行きやすいので、調整した室温の恩恵を受けやすく、胡蝶蘭の成長に適した温かい条件で育てることもしやすくなります。

空中栽培をするにあたっての注意点

根腐れしやすく湿気を嫌う植物ではありながら、乾燥にも気を付ける必要がありますから、胡蝶蘭を空中栽培する際には、胡蝶蘭をつるす場所に、注意が必要です。 水分が飛んでしまうような、扇風機やエアコンの直風が当たる場所は避けてください。乾燥しやすくなってしまいます。加湿器も使いながら湿度を調整し、葉が乾燥しないようにしましょう。葉の表だけでなく、裏面も葉水を定期的におこなってください。 また、胡蝶蘭を吊るす際に、鉢を使わず直接吊るす方法もありますが、その際は、水苔を取らないようにしましょう。胡蝶蘭の根っこに紐を直につけないようにします。胡蝶蘭の根は太くしっかりしているので、そのまま紐をつけるのは危険なためです。 吊るす高さにも注意しましょう。高すぎると、水をやるときに不便です。先に述べたように、根っこの水やりは、水を張ったバケツなどに根っこを浸す方法ですので、一旦外し、また紐でくくるという作業が必要になるのです。また、お手入れの際に、水苔を新しく変えたり、黒くなった部分やしわの部分を切ったり、といったお手入れも必要なので、胡蝶蘭を下ろすのに負担のない高さに取り付けましょう。

胡蝶蘭の空中栽培に向いている人

胡蝶蘭は、育てることは特段難しくはありませんが、お手入れの頻度が多く、マメさが必要になることは、先に述べた通りです。
そのため、胡蝶蘭の空中栽培に向いている人は、次のような方になります。

夕方に時間が取れる方

胡蝶蘭の性質上、水やりを夕方以降に行う必要があるためです。

こまめな作業が得意な方、好きな方

根っこの水やりはほぼ毎日、葉水は1日2~4回が目安なので、放置しない人が向いているでしょう。

長期間自宅を空けてしまうといった用事、ライフスタイルにない方

空中に吊るし通期がよいこともあって、胡蝶蘭の空中栽培は根が乾燥しやすいです。しおれてしまうのを防ぐためにはこまめに上記のような手入れを必要とするため、手入れができない状態で数日開いてしまう人にとっては栽培の難易度はどうしても上がってしまいます。 このように、時間的な余裕、制約をクリアできる方が、胡蝶蘭の空中栽培には向いておられるでしょう。そしてもう一つ、向いている人の特徴としては ・インテリアや、美しいものへの感性が高い方 ・長くお世話を楽しみ、愛着が持てる方 です。 こまめで細やかな手入れが必要にはなりますが、胡蝶蘭の華やかな花が室内の空間に浮かぶ姿は大変綺麗です。また、お手入れを地道に続けていくと、愛着がわくに違いありません。こうした育てる喜び、美しいものを愛でる喜びを、しっかり感じられる方であれば、お手入れも苦になりませんから、楽しく育てることができます。そうした方は、最も胡蝶蘭の空中栽培に向いている方といえるでしょう。

まとめ

ここまで、華やかで美しい、胡蝶蘭を空中栽培する方法について、特にここでは、植え込み材を使わずに、吊るす方法について、ご紹介してきました。日当たり、湿度、温度、そして水やりの頻度や時間帯、乾燥対策など、いくつかのコツはありますが、それをおさえることさえできれば、素敵な胡蝶蘭を楽しむことが可能です。ぜひ、あなたのお宅でも、空中栽培を取り入れてみませんか。